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GOD EATER 2 【ごっどいーたー つー】 ジャンル ドラマティック討伐アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブルプレイステーション・ヴィータ 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 シフト 発売日 2013年11月14日 定価 5,980円 廉価版 PlayStation Vita the Best2014年7月10日/2,800円 判定 なし GOD EATERシリーズ 概要 追加要素(アクション面) 神機カテゴリの追加 「ブラッドアーツ」「ブラッドバレット」の追加 アラガミ関連 リンクサポート 追加要素(システム面) キャラクターエピソードの追加 素材「〇密度複合コア」の追加 評価点 バトル面の正統進化 BGM 引き継ぎ 賛否両論点 ストーリー関連 バトル関連 ビジュアル面 アップデート・DLC その他 問題点 バトル面の問題点 その他問題点 総評 余談 概要 バンダイナムコゲームスのハンティングアクション『GOD EATER(以下無印)』の続編となる作品。 前作『GOD EATER BURST(以下前作)』が無印のアッパーバージョンだったのに対し、本作はストーリーは勿論システムや武器周りまで様々な面で変更が加えられ『2』の名を冠しての発売となった。 なお、本作はPSP版とPSVITA版が同時発売しているが、システム面での一部仕様の差異以外はほぼ同一の内容であるため、本記事では両者をまとめて取り扱う。 追加要素(アクション面) 神機カテゴリの追加 従来作にあった刀身がブレード型と呼ばれるようになり、新たにポール型の「チャージスピア」と「ブーストハンマー」が追加されて『近接装備』に改められ、銃身には「ショットガン」が加わった。 チャージスピア 刺突攻撃を主体とし、上下と手前奥の立ち回りを重視した近接形態。溜めた後に繰り出す突進突き「チャージグライド(CG)」が最大の特徴。CA中は穂先が展開して攻撃力が上昇、さらにCG後もキャンセルでコンボ攻撃を繰り出し続けることで攻撃力アップが持続する。 もう一つの専用アクションとして、後方宙返りの「バックフリップ」がある。地上アクションをキャンセルして出すことが可能。 ブーストハンマー 前作ではバスターブレードに属していた「ハンマー型の武器」が独立。リーチが短い上に通常時は機動力が低いが、その欠点は後述する「ブースト」を駆使することで補える。 専用アクションは「ブースト」。発動中は各種攻撃にスタミナ消費のデメリットを伴うが、それと引き換えに機動力と火力が大幅にアップする。空中では発動できないので、上方に弱点がある敵が苦手。 ショットガン 近接射撃に特化した銃形態。扱えるモジュールは(攻撃判定の無い「装飾弾」を除いて)どれも射程がとても短いが、専用モジュール「散弾」には「敵に密着して当てるとクリティカルヒットによりダメージが上昇する」という特性がある。 専用アクションはスタミナ消費なしで前方に長距離ステップする「ラッシュファイア」。 既存の神機形態にも新しいアクション追加および細かい調整がなされている。 + 既存の神機形態の変化まとめ 全般 「切り上げ変形」が廃止。ただし、ショートのみこれを模した攻撃「ライジングエッジ」が行える(銃形態への変形は行わない)。 「コンボ飛ばし」と呼ばれていたテクニックの廃止。 ジャストガード(直前ガード)が追加。ジャストガードに成功すると、シールドの種類を問わず削りダメージ及びノックバックが発生しなくなる。 コンボの途中およびガードからコンボ捕喰を行えるようになった。 銃身毎に使用できるモジュールの種類と数が制限されるようになった。 前作では片手で振り回すショートも重い挙動のバスターも全て通常時は両手で重そうに持っていたが、今作では持ち方が全ての近接装備で固有の物になった。 ショートブレード 先述の通り、切り上げ攻撃が「ライジングエッジ」として専用化。 空中ステップ「エリアルステップ」が追加。アドバンスドステップ(各種行動をキャンセルしてステップ)にも対応。 地上強攻撃は5段目まですべて刺突に統一。 ロングブレード 専用アクション「ゼロスタンス」の追加。コンボ連係を初段に戻すと同時にスタミナが若干回復するため、スタミナ切れが起きにくくなり、より攻撃的な立ち回りを行える。 インパルスエッジがゼロスタンスを経由して発動するようになった。 地上強攻撃は4段目も移動斬りに統一。 バスターブレード カウンター攻撃「パリングアッパー」の追加。一瞬だけガードモーションを取り、その後斬り上げ攻撃を行う。通常ガードと違い、防げる攻撃に制限があり、ダメージ軽減率が装甲種別によらず一定となる。 地上強攻撃は2段目が突きから切り上げに変更。 アサルト 専用モジュール「連射弾」の追加。低威力だが相手に当てるとオラクルポイント(銃攻撃に必要なエネルギー。以下「OP」)が回復するため、手数の多さで敵を圧倒できる。 さらに連射弾の無属性モジュールは唯一の消費OP0であるため、能動的なOP回復がより容易になっている。 専用アクション「ドローバックショット」の追加。スタミナ消費なしで大きくバックステップ、この間はバレットを通常時よりも短い間隔で連射できる。 スナイパー 専用モジュール「狙撃弾」の追加。長射程かつ一瞬で相手に届くほど弾速が速く、弱点に当てるとクリティカルヒットとなってダメージが上昇する。 専用アクション「スナイパーサイト」「ステルスフィールド」の追加。前者はエイムモードでの高倍率スコープ、後者は「展開中に限り、極端に敵から狙われにくくなる」というもの。 ただし、敵に対するホーミング効果を持つモジュールが一切扱えなくなったため、プレイヤーの狙撃技能が求められるようになった。 ブラスト 専用アクション「オラクルリザーブ」の追加。OPを予備の蓄積領域に移し替え、他の銃身選択時の10倍近いOPを保有できるようになる。 本作では消費OPが3桁に及ぶモジュールが出現。それを使用した大出力・高火力のバレットは実質的にブラスト専用だといえる。 「ブラッドアーツ」「ブラッドバレット」の追加 本作では「血」「絆」がストーリーにおけるキーワードとなっており、重要な要素として描かれている。 システム面でもそれは例外ではなく、ここで記載する「ブラッドアーツ」「ブラッドバレット」や、一部キャラクターが有する固有スキル「血の力」、後述する「感応種」といった、敵味方ともに「周囲の敵味方に影響を与える」ものが多数存在する。 ブラッドアーツ(以下「BA」) 剣形態で行える特殊技。キャラクターにセットすることで一部の攻撃の特性が変化、さらにそれを使いこむことで熟練度が上昇、性能が進化していく。ただ特定アクションを強化するものだけでなく、中にはアクション自体の動作や、派生技などの特性が変化する技も存在する。 BAは各刀身毎に十数種類程存在し、準備画面でセットの切り替えが可能だが、一度に1つしかセットできない。状況に合わせた選択をするか、それとも自分の好みのBAをセットして戦うか。 ブラッドアーツの一例 ピアシングレイ ショートブレードの地上△攻撃をそのまま強化するBA。攻撃時に刀身からオーラが発生するようになり、攻撃のリーチが伸びるともに攻撃力も上昇。 チャージクラッシュ・デストラクト バスターブレード専売特許の溜め斬り「チャージクラッシュ」を強化する。Lv1で振りおろし時に地面から棘が発生、Lv2で棘の後光の柱が立ちのぼり、Lv3以降はその後さらに爆発が発生。そのいずれもが攻撃判定を有するため、攻撃範囲と威力両面を強化できる。 アイアンハート ブーストハンマー用のBA。ブースト中の攻撃に「スーパーアーマー」「被ダメージ減少」「全状態異常への完全耐性」を付与する。接近して強烈な一撃を打ち込み続けるスタイルとの相性が抜群に良く、「肉を切らせて骨を断つ」戦い方ができるようになる。 ブラッドバレット 前作で好評だったバレットエディットに追加された要素で、「『変異チップ』をモジュールに組み込むことで様々な効果を付与する」というもの、これでしか得られない効果が多数存在するため、バレットエディットの幅が広がった。 前作までは「ストーリー進行度に応じて使用できるモジュールが追加されていく」という仕様があったが、本作では最初からモジュール自体は全て解放されている。その代わりに銃身を使いこむことでBA同様熟練度が上がり、一定の値に達すると変異チップの盛り込まれたバレットが自動で手に入る。最初はそのバレットはエディットができないが、あるキャラのキャラクターエピソードを進めるとバレットエディットに変異チップを自由に組み込めるようになる。 アラガミ関連 「感応種」と呼ばれる新たなタイプが登場。いずれも今までにない特殊能力を持つ。例えば新規アラガミ「イェン・ツィー」は「『チョウワン』という雑魚アラガミを無限に生みだし、さらに彼らと共に集中攻撃をけしかける」といった特徴がある。 続投するアラガミにも一部アクションが追加。例えばグボロ・グボロは「超遠距離砲撃」という今までになかった攻撃手段を手に入れている。 リンクサポート 中盤で追加される要素で、ミッションに同行していない非参戦キャラによるサポートが受けられるようになる。 ミッション内の時間経過で発動し、「ミッション開始から2分後に全アラガミがホールド」「ミッション開始から5分経過~10分経過するまで、メンバー全員に被ダメージ減少効果を付与」といった恩恵が受けられる。 効果に応じてコストが設定されており、100P以内に収めるように組み合わせる。組み合わせにもよるが、大半の場合、一度に2、3種類のリンクサポートが受けられる。 リンクサポートの効果は「キグルミ」を除くNPCにおいて完全に固定。主人公とキグルミは「リンクサポートデバイス」で効果を変更可能(キグルミは主人公のそれをコピーする)。 追加要素(システム面) キャラクターエピソードの追加 ストーリー本編とは別に進行するミニエピソード。同行できるほぼ全てのNPCに個別に用意されており、各キャラクターの魅力を掘り下げるのに貢献している。 クリアすることでキャラクターが(精神面だけでなく)性能面でも成長する。その中には前述した「変異チップを用いたバレットエディット」のようにキャラクターエピソードを進めることで解禁されるシステムもある。 特にわかりやすいのがエリナで、セリフやAI、アクションが大幅に変化する。 内容に関してはボリュームや出来にムラがあるが、おまけと割り切ればそれほど気にならないだろう。 素材「〇密度複合コア」の追加 神機の強化に必要となるアイテムで、複数の素材を組み合わせて作成できる。したがって、次の強化に必要な素材が複合コアだった場合、「余らせている素材を有効活用」「自分の得意なアラガミを倒して素材を集め、それを複合コアに加工」といったことができるようになった。 その他戦闘時の無線やNPCへの指示、装備セットの保存や渡せるアバターの増加など、様々な部分に追加・変更が加えられている。 評価点 バトル面の正統進化 ブラッドアーツ等の新アクションが追加されたおかげで、自分の好みを反映させつつも過去作以上に華麗に戦えるようになり、プレイの爽快感は確実に上がっている。もちろんハイスピードな戦闘やNPCとの共闘といった、前作譲りの面白さは健在。その他、戦闘に関する新要素もほとんどが違和感なく溶け込んでいる。 戦闘での無線のやりとりも臨場感の向上に一役買っているほか、プレイヤーにとっても戦況の変化が把握しやすくなっており好評。 NPCへの指示もさらに細かく出せるようになった。 プレイヤーが狙っているアラガミへの集中攻撃および別のアラガミへの分散攻撃、思考を攻撃優先にするか回避優先にするかなど、より戦術の幅が広がっている。 プレイのハードルの高さも無印・GEBに比べて大幅に下がっており、この手のゲームで起こりがちな「面白いと感じる前に投げ出す」ということはまず起こらないと思われる。とはいえ全体的な難度は下がるどころか、終盤においてはむしろ向上した感もある。 BGM 椎名豪らによるBGMは相変わらず高評価。また、マルドゥーク戦で流れるボーカル曲「Wings of Tomorrow」も前作の「No Way Back」を彷彿とさせるロック調の曲で決戦を熱く盛り上げてくれる。 引き継ぎ 前作からデータの引き継ぎが可能。引き継げるのは少数の装備と前作主人公の名前(*1)程度だが、前作をやりこんでいるほど引き継げる数が増える。 引き継ぎをしないと入手できない装備やアイテムは存在しない。 少々の制約はあるが、PSP版の体験版・製品版からVita版の製品版へセーブデータを引き継ぐことが可能。 体験版からも引き継ぎが可能だが前作とどちらか選択ではなく、両方の要素を同時に引き継げる。 賛否両論点 ストーリー関連 基本的にストーリーは個々の完結したエピソードの繰り返しで、シナリオごとに新情報が出ては即回収され、イベントが終わると以降触れられる事はほぼ無いという、良く言えばスピーディー、悪く言えばぶつ切りシナリオである。裏で同時進行されるメインストーリーの様な物も無い。 極端に言えば前半は「仲間の一人が独りよがりな無茶をする→主人公が何とかフォロー→解決+特殊能力ゲット」という流れで、最初の1~2回はともかく4回も続くとだれてしまうことも多い。 4人目に至っては今まで3人が独りよがりで危機に陥ってきたのに何を見ていたのか?という気分にすらなる。さらにそれまでの三人は過去のトラウマや育ってきた環境故仕方のない部分もあったが、4人目は「後輩がみんな特殊能力に目覚める中自分は目覚めないという状況でふざけてる」だけなのでプレイヤーにも呆れられてしまうことに。(*2) 発売前のPVでのストーリーとは異なる場面がかなり多い。公式サイトの一部キャラのセリフやVITA版のパッケージ裏の一部写真は、ゲーム中で使われていないものもある。特に主人公が「血の力」に目覚める場面がシリアスなシーンからギャグ調に改変されたのには批判が集まった。 その他、宣伝と本編との乖離には「BAの総数」や「シナリオのボリューム」などの誇張も批判された。 開発中に一度設定の一新が行われた弊害か、コミックなどで初期の頃に明かされていた設定のほとんどが空気同然になっている。(*3) 本作のストーリーは、BURST同様前半が難易度6まで、後半が難易度10までとなっているが、難易度3までにストーリーの重要なファクターが集中している(*4)せいか、難易度4のあるイベント以降はかなりストーリーが薄く感じられる。 難易度7から始まる後半シナリオに関しても、難易度8の『キュウビ』討伐ミッション以降一切イベントが起きず、アナグラ内のNPCの台詞と配置が変わるだけ。BURSTのチャレンジミッションと違って一応状況は変わっていくのだが…。 前作では無印で難易度6まで、BURSTでそれ以降の難易度にストーリーが追加されたという経緯があるため、『完全版前提の構成』と受け取られてしまうことも多い。 無印のように、本作でも『あるキャラ』の仇討ちをする展開になるが、その『あるキャラ』が死亡してから仇討ちが行われるまでの期間があまりに短すぎるのもその要因の一つといえる。 仇討ちイベント関連自体、違和感の多い内容である。 + ややネタバレ 主人公たちが『仇』として復讐心を燃やす相手はとあるアラガミなのだが、そのアラガミも利用されただけに過ぎず、黒幕はあくまで人間である。そのあたりの事情はプレイヤーには明示されているため、盛り上がる主人公たちに「違う、そいつじゃない」と突っ込みつつも見守ることしかできない。 利用されていたとはいえ実行犯には違いないため、また序盤から因縁のあるアラガミであるため、一定の盛り上がりはあるのだが… その事実は最終的に黒幕が自白しないため、主人公たちは知ることができない。前作では討伐後に黒幕の陰謀と一緒に明らかになったのだが。更に黒幕は勝手に死んでいて、直接戦うわけでもないため、結局プレイヤーは本当の仇討ちをすることもできない。 また、このイベントミッションで会敵する際のムービーも突っ込みどころ満載。どう見ても臨戦態勢ではない主人公たちの真後ろに突然アラガミが現れるというもので、打ち合わせでもしていたのかと思うレベル。しかもこのムービー自体台詞無し。残念ながら盛り上がりは欠けてしまっている。 ゲーム全体を通して見ると、頭脳明晰なハズの黒幕が目的達成のために取っている、あまりに回りくどく行き当たりばったりな方策も突っ込みどころ。こういった、キャラクターの特異な行動がシナリオと噛み合わずに進む展開が特に多く見られる。(*5) 本作のヒロインともいえる「葦原ユノ」は、ストーリー前半では関わりの薄いキャラであったが、ストーリーが佳境を迎えるとさも当然のごとく主人公たちに介入する。 ユノとその関連キャラはゲーム以外でのメディアミックス(漫画『GOD EATER -the 2nd break-』)が初出である。ただし、ユノ自体はメディアミックス作品発表以前にイベントで登場が発表されているキャラクターである。この影響もあってか、主人公らの交流が本編中に描かれていない。これに限らず本作だけではストーリーの重要なキャラ・用語の描写が不足しており、上記の漫画含めた各種メディアミックス作品の把握がほぼ前提となっているような構成である。 唐突に登場する設定や意味深ながら意味の無い演出の多さ。 いきなり話題に上がりノルン(ゲーム内の資料の様な物)に追加されては、その設定が用いられたストーリーが終わると全く話題に出なくなる「そのシーンのためだけの設定」が多く、シナリオのブツ切り感が更に強まっている。 伏線の様な演出や意味深なセリフが度々出るが、シナリオに特に関わらないどころか説明すらされない物も存在する。 特に話題に挙がるのはあるキャラに渡される何かのディスク。これは中身を見ずに話が終わる。 他にも、OP等でフェンリルマークが刻まれた舌を見せるとあるキャラクターもよく話題にあがる。こちらも何かの伏線ではなく、演出以上のものでは無かった。 キグルミを着た神機使いについて、結局中の人が何者なのか手がかりすら提示されていない。むしろ、実は中の人の設定すら無いのではないかと勘ぐりたくなる。 また、一部設定と矛盾した描写がある点も槍玉にあげられる。例えば、ある人物の過去の描写で、新型神機使いが登場するシーン。(*6) 他にも違和感を覚える描写はあり、今作のシナリオ担当者が前作と設定をすり合わせる気があるかどうかすら疑われる始末である。 今作でも『BURST』のように主人公が喋るムービーも用意されている。 問題は、BURSTで主人公が喋るシーンはタイミング、BGM、カメラワーク、台詞等あまりにも完璧であったのに対し、今作はそういった盛り上がりに欠けることである。シーン自体は重要な出撃を前に仲間と共に決意を露にする、という悪くないシーンなのだが… バトル関連 新要素について ブラッドアーツごとの威力の格差がやや大きい。使いやすい部類であるのに高威力であったり、使いにくい部類なのに低威力であったり。 高位のものは成長条件が厳しいがゆえに、プレイヤーの動作がブラッドアーツ一辺倒になってしまうのも考え物である。 演出的には、アーツは基本のアクションに派手なエフェクトを付与したものが殆ど。アクションそのものが変化するものは少なく、アーツの水増し感を助長する一因となっている。 神機の種類が増えたものの、様々な理由ですべての種類の神機をまんべんなく楽しめない 今作は神機のレベルアップ作業を各難易度ごとに行わなければならず、手間そのものが増えたことと、その神機のレベルアップに必要な複合コアの作成のための素材集めは作業感が強い。このため、多くの種類の神機をストーリーの進行に対して遅滞なくレベルアップしてゆくのは膨大な作業量となるため、おのずとプレーヤーによる神機の種類の選択と集中がなされがちである。 また、近接神機ごとのブラッドアーツの育成に偏りが出始めると、プレーヤーにブラッドアーツが伸びている種類の近接神機以外の使用頻度を減らす動機を与えてしまう。 新銃身のショットガンは「近距離で使わないと効果が出にくい」と言うか「密着しないとそもそも当たらない」という少々扱いにくい代物。 ちなみに専用モジュールの『散弾』は、多数の弾を発射しているように見えるのはエフェクトのみで、実際には1ヒットというがっかりバレット。多段ヒットという変異チップもあるにはあるが、貫通するようにヒットするため、単体を面攻撃することはできない。 しまいには「銃攻撃を行わず、ラッシュファイア目当てのみを使用するための『移動用装備』」だの、「スキル目当てでのみ装備する『強化パーツC』」だの言われる始末。とはいえ敵の防御をある程度無視する変異チップ「徹甲化」が付けられる、といった独自のメリットもあるため、全くの死に装備とはなっていない。 その他様々な面でかみ合っていない箇所が細々と見受けられる。うがった見方をしなければ気にならないものもあるが。 前作のチュートリアルにはあった、「攻撃のヒットエフェクトとアラガミへの与ダメージ量の関係」の説明が丸ごと消え、新参に冷たい状態となっている。ダメージ表示のない今作においてヒットエフェクトの観察は非常に重要で、最適打撃とそれ以外では討伐までの時間に大きな差が出る。 攻撃が効いていないときのエフェクトほど見た目も音もショボくなるので、プレーしているうちになんとなく察せないこともないのだが……。 NPCのAIについて 増加したアクションやバレットにAIが追いついていないのか、特に攻撃面では前作よりも悪くなった部分が目立つ。リンクバーストを行おうとして、プレイヤーにアラガミバレットを誤射するようにもなった。 特に、新武器のチャージスピアとブーストハンマーは行動の偏りや奇行が多い。 キャラクターエピソードを進行させることでNPCが新たなスキルを覚えたりといった成長要素があるのだが、一部のNPCはこれのせいで実用性がむしろ低下する。 その被害者は、前作から続投のコウタ。キャラクターエピソードを進めると、微弱な追尾効果がある弾を左右に同時に発射する「三叉追尾弾」を使用するようになるが、左右の弾は敵に当たらないどころかプレイヤーに当たり攻撃の支障になる、OP消費量が増加し攻撃頻度が低下する、という踏んだり蹴ったりな性能になってしまう。 また、カノンは「ブラスト解放弾(*7)」を習得すると、攻撃頻度が極端に落ちてしまう。そのためこの二名については敢えて『最終エピソードをクリアしない』プレイヤーが現れることに。(*8) ストーリーを進めると、あるNPCがプレイヤーを積極的に補助してくれるようになる。(通称覚醒) かなり優秀であるが、ストーリーをもう少し進めると、すぐにNPCとして使えなくなってしまう。(*9) 他にも、アバターにセットされていても使用しないブラッドアーツが多数存在する。 ただし、NPCキャラクターのサポート能力自体は大幅に向上。設置型の回復アイテムや罠、スタングレネードまで使用し、(*10)アバターNPCとの差別化が図られている。(*11) DLC1.40からはレベルによる成長要素が導入。スキル化されていない能力を多数修得し、サポート面が更に強化されるようになったため、多少改善はされている。 バレットエディットについて 上に述べたように銃種ごとにモジュール数と使用できる弾種が指定されており、前作と同じようなエディットができるのはブラストのみ。 アサルトとスナイパーに至っては、初弾がそれぞれ連射弾、狙撃弾に固定されているため、大きく自由度は下がる。ただし決して単体で弱いわけではなく、特にスナイパーは『変異チップ』をセットするだけで十分実用に耐えるエディットができ、初心者にも優しい。ただし、アサルトに関しては変異チップによるOP増加が激しかったり、そもそもブラストではホーミング弾が変異チップ扱いだったりと扱いの難しさは否めない。 ショットガンに至ってはバレットがキャラクターから一定距離離れると消滅するという仕様になっている。困ったことにプレビューではこれが反映されないので、遠距離に届くバレットを作ったつもりがOPを無駄にしただけになることも。 本作で追加された要素「ブラッドバレット」は、セットしたモジュールに特殊効果を付加する代わりに消費OPが増加する……が、一部ブラストのものはセットしても消費OPが増加しない。 つまり、OP効率の良いバレットを他の銃身より大量にばら撒けるということである。本来多く「莫大な消費OPと引き換えに大ダメージを与える」というブラストのコンセプトに沿いきれていない仕様には調整を求める声も。 そもそも作中においてバレットエディット関連の説明が前作から十分になされているとは言いがたい。ノルンの説明は本当に初歩的なところまでで、弾の挙動や細かい効果の及び方は各々が手探りで調べる他にない。実際に一つのバレットを作るとなると、試行錯誤に多大な時間をとられがち。 極一部の人間には大きな可能性を秘めたスルメコンテンツとして愛されたが、大多数の人間にとってその説明不足さは耐えられるものではなく、ただネット上にあげられた傑作バレットをコピーし撃ちこむだけのシステムと成り果ててしまっている。 フォローしておくと、凝ったバレットを作ろうと思わなければ実用性に長けるバレットを作るのは難しくない(プレイヤーにはおなじみであろう「内臓破壊弾」はその典型例)。しかし、前述の通りあまりにも説明が不足しているため「とりあえず作ってみよう」という気さえ削いでしまう…。 とあるキャラクターエピソードの中で「バレットエディットはその難解さから多くの神機使いが避けがちである」ことが当キャラから語られる。前作からの実際問題としてまさにその通りなのだが、そのキャラエピの中でエディットの説明がなされるといったフォローは特にない。なお、当キャラはバレットエディットマニアという設定があるが、戦闘中に使うのは他キャラと同じ極普通のバレットだったりする。 上記から開発陣もこのことに関しては把握している様なのだが、難解すぎて説明の余地がないのか、はたまた「多くの神機使いが避けがちである」現状が仕様通りなのかは分からずじまいである。 装備品の金額設定について 服の値段が前作までよりも大幅に高騰。序盤の服が良心的な値段であるのに、どうしてこうなった。 装備の最終強化までの額は変わらないが、複合コアシステムが原因で稼ぐのが難しくなったため、相対的に値段は上昇したと言える。 これについてはミッションクリア時の報酬額も上昇しているのでイーブンと言ってもよさそうだが、高額な報酬額のミッションほどクリアに時間がかかるものが多いのでやや苦しい。(*12) アラガミの表示について 一部アラガミが振り返った際に同じモーションが何度も繰り返し出たり、行動とモーションがあわなくなることがたまに起こる。 飛び退いたはずなのに目の前にまだいたり、仰け反った瞬間に通常の体勢に戻る…など。環境にもよるのかもしれないので、一概にゲームのせいとも言えない部分ではある。 これについては「ジャンプしている攻撃でも判定上常に地上にいる」、「モーション中に怯ませるとモーション直前の体勢に巻き戻って怯む」、「自由に移動出来る訳ではなく、段差の上り下りは一部の攻撃や移動としてのジャンプでなければ行われない」などの仕様による部分が大きい。 ビジュアル面 もともとPSPベースで製作していたためか、PSVITAのゲームとしてみるとかなり抑え目。 特にアラガミのテクスチャはかなり強化され、質感が向上している反面、ポリゴンモデル自体はほとんど共通である。 中でも酷いのはガトリング系統の銃身で、6つの銃口をまとめて1つの6角形で表現している。単砲身の機関砲系統の方が銃口の頂点数が多い謎仕様で、もちろんPSVITA版も共用。 グラフィックが変化した装備パーツもある反面、明らかにPSP版と共用レベルのテクスチャのものもある。 プレイヤーとの距離に応じてテクスチャ解像度などを調整するのは3Dゲームではよく行われるが、この処理もかなり雑であからさまに表示がズレたりちらついたりする。 表示量に関してもかなりカツカツのようで、一部アラガミの攻撃やブラッドアーツ使用時のエフェクトで処理落ちするケースも。 前作では拠点でもミッション中でもキャラクターのアクションに応じ表情が変化(*13)していたが、今作では常に無表情。瞬きすらしない。 また、アラガミの同時出現数の制限の影響で増援アラガミが出現しなくなり、クリアできなくなってしまうことも。 前作では基本的にマップに細かな凹凸や傾斜は無かったが、本作ではごく微妙な傾斜を持つマップが追加された。しかし、見た目ではほとんど分からない上に、一部の攻撃行動が不発になるという罠と化してしまった。 アップデート・DLC 発売後、不定期ではあるが無料アップデートが数回実施されている。主に高難度のミッション群と装備の追加に加え、バランス調整や不具合修正が行われる。 Vita版のみではあるが、DLC1.40のアップデートでインフラストラクチャーモード(ゲーム機単体でのオンラインマルチプレイ)も追加されている。 前作に比べエンハンスミッションやサバイバルミッションと言ったシステムレベルでの新要素に加え(*14)新規エピソードを追加している点などが評価されている反面、新規アラガミやコラボレーションは控えめ。 特にDLC1.40現在、完全新規アラガミは一切なく、コラボもバンナム発売商品の関連作品2作と主題歌アーティストのみ(*15)。 生放送アンケートや意見箱などで逐一ユーザーの意見が募集されており、要望が強く反映された物となっている。 ただ、バランス調整自体は概ね歓迎されているのだが、やはり出荷状態でのバランスの悪さや調整回数の多さを根拠にデバッグやバランス調整の体制を疑問視する声も多い。ユーザーに丸投げと言われても仕方ないだろう。 尚、この点に対する釈明とも取れる記事が発売前に公式ブログに掲載されたが、やはり結果が伴っていないと言わざるを得ない。 ユーザーの意見を反映した無料DLCによる調整も現在では特に珍しくなく、やはり無印の頃ほどの評価点とはなっていない。 体験版からの調整を含め、何故そこを対応したのか、と言ったものも多い。当然だが 現状維持を望む人はわざわざそれを意見として出さない ということを念頭におくべきである。 他にも追加される強化パーツは前作でもDLC追加だったものを一旦GE2本編で削除し再度DLCにしたものがほとんど。つまり前作をプレイしたユーザーからすると単なる出し惜しみである。 雑誌やCDでの先行開放が非常に多い点も前作からの劣化点として上げられるほか、シリーズ初の有料DLCも発売された。 ただし、後者に関してはシナリオのボリュームこそ少ないが追加キャラなどの数を考えると少なくともぼったくりと言われるほどの値段設定ではない。 だが有料DLCを2000円で売っておきながら、完全版の続編にその有料DLC分を追加し、GE2時代にDLCを買った人に何の保証もなく続編をフルプライスで売るという商法は流石に批判された。(*16) その他 廃止された要素など 特にVITA版ではすれちがい通信機能がなくなり、アバターカードのやりとりはマルチプレイ時のみとなった。システム的な問題なのかもしれないが、PSPで出来たのならば可能なのではないだろうか…? 使用する本体によるが、前作ではPSP-Vita間ではすれちがいでの交換ができない事例が報告されている。マルチプレイでの手動交換なら不都合は無いらしいので、システムに何かしらの問題がある可能性は否定できない。 また、これまでの操作タイプDも排されている。これは前作の時点でこの操作タイプにおいて、一部操作に支障が生じていたための対処ともいえる。 同行NPCの選択画面で、NPCの神機タイプが確認できなくなった。 主人公の衣装のうち、前作まで大量にあった『F式~』系等、『いわゆる『特殊部隊系』のものが大幅に削減。わずかに残された衣装もカラーバリエーションが無くなってしまった。 結果として、私服同然のものやコスプレ等ばかりになり、ムービー等で雰囲気を気にする場合、かなり選択肢が限られることに。 もともと防御力を左右しないカジュアルなファッションはシリーズの魅力の1つではあるのだが、さすがにここまで綺麗さっぱり削除されると…。 他にも上下セット衣装の導入により、奇抜なアレンジがしづらくなっている。コラボ系は著作権の関係もあるかもしれないが。(*17) ブラッドバレットが導入された反面、通常バレットの一部が削除されたりブラッドバレット扱いになったりしている。 例えばホーミング弾や貫通弾は銃身限定となった。また、レーザー散弾などは削除されている。(*18) 一部アラガミの削除。 ただし、削除されたのは前作ラスボスとその色違い、(*19)及びDLCでコラボ装備の素材を落とすために作られた既存種の色違いだったため、特に問題になっていない。 また、本作では既存種ベース、新種ベース問わず『堕天種』(*20)が一切追加されていない。 あまりにも多いと「水増し」と言われ批判の対象になる『色違い』だが、新規アラガミの少なさや弱点属性の偏りを考えると結果的に本作に足りない要素の1つとなってしまった。 BGMについて 一度聴いた戦闘BGMは、フリーミッションで自由に設定できるようになるのだが、一部にストーリー専用なのか選択できない曲がある。 マルチプレイ時のネタバレを防ぐためと思われるが、「Wings of Tomorrow」が選択できるなら他も…という声も多い。 他にも、前作BGMの一部はイベントに使用されるのみでミッションには選択できないものがある。(*21) クリア後の拠点BGMが激しい曲調で音量も大きめなため、変更不可で以降ずっと聞き続ける事になるにもかかわらず少々人を選ぶ。 問題点 バトル面の問題点 アラガミ関連 一部のアラガミの強さ・挙動に関しては、調整ミスを疑われる物も見受けられる。 + 簡易まとめ グボロ・グボロ(基本種) 設定ミスと思われるほどに視覚が強化(*22)され、AIも「一旦感知されると、こちらから近づかない限りは地形も距離もお構いなしの遠距離砲撃(*23)を連発し続ける」ように変更、前作までのマスコット扱いから一転、作中でも5指に入るウザキャラとなった。 一部ミッションではプレイヤー側の進入が不可能な位置から延々と遠距離砲撃を使用してくる事態となり、多数のプレイヤーを萎えさせている。着弾位置がわかりやすいため回避は容易だが、乱戦時に打ち込まれると為す術が無い。 ちなみに体験版(8月配布Ver.)では製品版以上に射程が長く、視覚ではなく聴覚の方が異常だったが、そこからの修正点一覧に「範囲・射程を調整した」ことが挙げられている。むしろ見落としであった方がフォローもできるのだが…。 カバラ・カバラ 「自身が非戦闘状態時に限り、全てのアラガミを強制活性化(怒り状態)&全PC&NPCをリンクバーストLv3状態にし続ける」能力をもつ。互いの力を極限まで引き出した上で乱戦に持ち込み、戦場を混沌の渦に叩きこむ…はずが、こちらの得る恩恵がデメリットをはるかに上回っているため、基本的にはこちらに有利な能力となってしまった。 スパルタカス 「自身周辺のアラガミからオラクル細胞を吸収してパワーアップを遂げる」能力の持ち主。なお、その際にオラクル細胞を吸収された周囲のアラガミは弱体化する。しかし、周囲にアラガミがいないと吸収行為自体が行われない、吸収中は隙だらけ、怯ませることで吸収を中断させられる、攻撃力こそ高いが総じて避けやすい、感応種の常で体力も低め…などと欠点が多く、戦闘慣れしたプレイヤーにとってはぶっちゃけ弱い。 ニュクス・アルヴァ 「銃撃しか通用しない(*24)」「ダウンしたほかのアラガミを即座に復帰させる」能力の持ち主。しかし、特性の関係上詰み防止のため全ミッションにおいて倒さなくてもクリア可能で、さらに体力がかなり低い。どの位低いかというと、「全力で攻撃したら感応能力を使う前に死んだ」「スキルや装備を整えれば遠距離狙撃1発で即死を狙える」という事態もあるくらいである。そして得られる素材が極密度複合コア作成に適しているため、乱獲される運命に。 マルドゥーク 「プレイヤーたちを発見すると他のアラガミを呼び寄せ、活性化すると他の中型以上のアラガミも同時に活性化させる」能力を持ち、PVやゲーム開始時のムービーなどではヴァジュラやガルムなどの大型を引き連れて現れている本作の看板アラガミ。そのため超厄介な難敵(ではあるがシチュエーション的には燃える)として多くのプレイヤーから期待されていたが…。 蓋を開ければ大半のミッションでは中型アラガミしか引き連れておらず、しかもそれらはマルドゥークが弱点とする氷に耐性があるという、何とも嫌らしく煮え切らない仕様であった。また、ストーリーでの扱いに比べマルドゥーク自体はかなり弱いため肩透かしを食ったプレイヤーも多い。ただし該当ミッションはゲーム中盤のストーリーミッション(端的に言えば前作の「ピルグリム」ポジション)なので、難易度の都合と考える事も出来る。 アップデートで追加されたミッションでは大型種を従えているミッションが一つ追加された。 マガツキュウビ 他のアラガミと一線を画す強さの持ち主で、多くのプレイヤーを阿鼻叫喚させた。大半の挙動は下位の「キュウビ」に似ているのだが、マガツキュウビのみが持つ攻撃「殺生石(せっしょうせき)設置」が あまりにも鬼畜すぎる のである。 殺生石は設置されると、周囲のPC NPCの最大HPを急激に削り取る。設置されたら即効果範囲外へ退避しないと、ものの数秒で下限のHP1にまで下がってしまう。しかも効果範囲が広く持続時間も長いうえ、他にアラガミがいればそこにも殺生石が発生する(ただしマガツのそれよりは効果は弱め)という厄介な代物。さらに減少した最大HPは、(持ち込み制限の厳しい)最大HP増加アイテムを使用するか、戦闘不能になった後リスポーンするかリンクエイドを受けるかしないと回復しない。効果自体もさることながら、何よりNPCが特殊台詞を発するだけでその場から逃げるなどの対策を講じないのが困り物。 これまでのミッションは比較的ごり押しやNPCの援護のおかげで攻略可能であったのだが、この難敵がストーリーの最後のミッション「原初の荒神」で待ち受けているのである。初見殺しであるが故に、一度対処法さえ分かってしまえば被害を抑えられるが、それでも他のミッションの難易度と比較すると頭2つ3つは飛び抜けている。(*25) 一方で高難度の非DLC追加ミッションでもマガツキュウビは出現するが、原初の荒神をクリアすると最終強化段階のランク11装備の開発が解禁されることや、戦闘を行うフィールド及び同時討伐アラガミの違いの影響もあり、難易度はそれほど上がっては居ない。 とは言え事実上の「ラスボス」であるため、初見で普通に倒せるほうがかえってバランス的に問題だとも言えてしまう。もっと言えば「これまでの戦闘難度が低めであるため、プレイヤー側の技量が上がりにくい」という方が問題かもしれない。 序盤から「感応種」の恐るべき力が会話に出てくる一方で、体験版に登場したイェン・ツィー及び明確にシナリオに関わるマルドゥーク以外は、登場が非常に遅い。 加えて、マルドゥーク以外の感応種は装甲以外の装備が無い。(*26) 一部イベント戦を除き、すべてのアラガミの死体が時間経過で消滅するようになった。前作までは、中型以上で増援の無いミッションの場合消滅することはなかったのだが、本作では単体討伐だろうと容赦なく消滅する。このため、分断した状態で倒してしまうと素材の回収が間に合わないことも。 雷属性に弱いという敵が極端に少なく、高ランクに登場するアラガミに至ってはその大半が雷属性に抵抗を持っている。 アップデートのエンハンスミッションにて雷が強化されたが、それでも無属性武器で戦った方が早いと言われる始末である。 ちなみに今作完全新規の中型以上のアラガミのうち、雷が最も通用するというアラガミは、一体もいない。 ただしこの問題は前作で顕著であり、難易度7以降は雷属性が通用するアラガミが殆ど居なくなった無印と比べればバランスが取れている方である。なお、その反動でBURST登場のDLC含む新規アラガミのほとんどに雷弱点が付与されたという経緯があり、その反動で再度バランスが崩れたとも言えるが。 下記の「IE速射」での説明のように、物理属性(*27)でも格差が生じている。 序盤は比較的柔らかく、貫通が有効的なアラガミが多かったが、終盤は貫通が効く部位を当てにくいアラガミばかりとなるため、貫通に特化した「チャージスピア」は活躍しにくくなってしまう。 続投しているアラガミの外見や攻撃手段は基本的に変化しておらず、新規アラガミも然程多くないため、前作経験者には新鮮味が薄い。 感覚機能や防御力の強化など、基礎能力の向上が重視されているのは設定どおりではあるのだが。 一部アラガミの行動に変化が加えられたが、「視覚に優れる」という特徴のサリエル神属が戦闘音を聞きつけて集まったり、すぐ後ろで戦闘しても気付かなくなったアラガミがいたりと首を傾げるようなものも多い。 「群れ」と「リーダー」という概念があることがリンクサポートシステムのある一文から分かるが、その詳しい説明が全く存在しない。 非物理属性特化武器の不遇 GEシリーズにおける攻撃の属性は、・物理属性…「剣切断」「剣貫通」「剣破砕」「銃貫通」「銃破砕」・非物理属性…「火」「氷」「雷」「神」の9種類となっている。「こいつは火属性に弱いからこの武器を選ぶ」といった狩りゲーのセオリー自体は本作でも通用するのだが、いくつかの問題点のせいで残念ながら非物理属性に特化した装備が使いにくくなっている。 多くのミッションにおいて敵アラガミの弱点が統一されていない。 例えば火には強いが氷が弱点のアラガミ『マルドゥーク』と初めて戦うことになるミッションでは、耐性と弱点が見事に逆のアラガミ『コンゴウ堕天』が同時に出現する。そういった反属性のミッションが多いのは、「アラガミバレットを積極的に攻撃にも使用してもらいたい」という開発スタッフの意図もあるし、マルチプレイ時には各々が非物理属性特化武器を選んでも問題になりにくい。ただし、ソロ&非マルチプレイ時はどのアラガミにも通用する武器を選ばなければ大苦戦するし、乱戦状態では捕喰の隙を見出すのが難しい。 単体討伐ミッションがないアラガミが多い。 「アラガミが複数登場するミッションが多く、アラガミが単体で出現するミッションが少ない」という、無印で批判された事を繰り返してしまっている。 またハンニバルとイェン・ツィーの同じ組み合わせのミッションが難易度9~10(入手素材可能が共通)に2つもあるなど、複数討伐ミッションのアラガミの組み合わせが(GEBと比べると)減ってしまっているのも問題点。 装備強化に関する問題。 これについては「装備強化について」の項目を参照。 属性に関するシリーズそのものの仕様。 本シリーズでは「弱点」と言っても、単にその属性の「耐性が低めの部位が多め」というだけの場合が多く、部位破壊狙いで満遍なく攻撃したい時以外は特定の弱点部位さえ把握していればあまり意味が無い。弱点属性も部位によってはほとんど効かなかったりするためあまりアテにならない。一部例外を除き全ての武器に物理属性があるためか、全てのアラガミに何らかの物理属性に弱い部位は必ず存在し、こういった一極集中を助長するスキルも充実している事も拍車をかける。 ブラッドアーツ育成の問題 ほとんどすべてのブラッドアーツはクリティカルヒットを出すことで効率よく修得できるようになっているのだが、複数の属性を持つ武器ではクリティカルが狙いにくくなる。当然、非物理属性を持つ武器ではブラッドアーツの修得効率が大きく下がる。 装備セット数の問題 DLC1.40から導入されたサバイバルミッションでは、6つの装備セットをやりくりして4~5連戦する必要がある。戦闘数に対して装備セットのほうが多いので一見問題が無いように見えるが、複数のサバイバルミッションに挑むとなると話は別で、サバイバルミッションに挑む度に装備セットを登録し直さなければならなくなる可能性がある。この問題を回避するには無属性刀身+全属性銃身の組み合わせが有効であるため、やはり属性特化の装備セットを登録しにくい状況に。(*28)(*29) このような影響もあってか、本作では物理属性のみを持つ武器(特に初期装備の「クロガネ装備」)を優先的に強化、今度は他の非物理属性特化武器を作成しようとするもコアで足止め→じゃあクロガネ装備だけあればいいやというプレイヤーが後を絶たなかった。 開発スタッフもこの点を反省しており、追加ミッションでは非物理属性がかなり強化される効果が付いた「エンハンスミッション」が登場したりもしているなど、改善の意志は見られる。 ミッション関連 ミッションごとに登場するアラガミを把握しづらい。 基本的にはミッション説明に登場する中型以上の情報は載っているのだが、『アラガミの名前が色分けされていたりされていなかったりバラバラ』『同名の堕天種がいる場合でも属性が明記されない』『そもそも同じアラガミでも名前そのもの、○○の堕天種、○○の局地適応型など表現がバラバラ』と、説明文に粗が多く、非常に分かりづらい。 説明でグボロ堕天の火属性、氷属性の2種が登場する事が分かるが、実際にやってみたら両者が2体ずついた…というように下記の演出と違い本当に想定外なミッションがある。 相変わらずミッション中の演出面は弱い。 ○○を護衛しろ、といった説明が明記されているミッションでもマップ上には護衛・救助対象はなく、何の演出もない。 一部ストーリーミッションの初攻略中には戦闘中にイベント会話が発生するのだが、中盤以降少なくなり、ラスボス戦含む後半は一切無くなる。 オペレーターによるアナウンスも首を傾げてしまうものが多い。(マップ上の何処にいても「交戦ポイントの変更」を提案されたりなど) アラガミの種別を大型、中型といったサイズで分けているかのような表現をする。マップ表示もそれに沿ってはいるが、実際の外見上では異なるケースも。 「想定外のアラガミが作戦エリアに侵入」といった表現を多用するのだが、ミッションごとに登場するアラガミはもちろん固定であり、そもそも増援アラガミの情報は大体ミッションの説明文と報酬欄に明記されている。想定外でもなんでもない。(*30) バランスブレイカーについて BA「IE弐式:速射」&「墓石之剣」 「IE弐式:速射」はロングブレード用のBAで、本来前方に放射攻撃を放つインパルスエッジを「OPが許す限り弾丸を撃ち続ける」攻撃に変化させる。単発威力は少し落ちるものの補正の影響度がかなり大きく、威力強化スキルを多数上乗せすると凄まじい威力を発揮する。 そしてこのBAを剣破砕属性しか持たない刀身「墓石之剣」で使用すると、例外的に剣破砕属性の弾丸が連射されるようになり、(*31)多くのアラガミを瞬殺する兵器と化す。 アップデートで「IE弐式:速射」の攻撃属性が銃貫通に変更されたうえ、攻撃の倍率が適正な値に変更されたため、有用性はやや落ちた。だが銃貫通の有効な相手には優位に立ちまわれるため、十分使えるBAであることには変わりない。 エディットバレット「メテオ」 これはブラストの変異チップ「充填(時間経過で威力アップ)」と「抗重力弾(弾を上下移動(撃ち降ろすor突き上げる)させると威力アップ)」を併用したもの。まず「弾を上に撃つ」→「生存時間の長い球で充填」→「最後に地面に向かって撃つ弾に抗重力を付加」→「その弾が地面に当たったときにLLサイズの爆発」。このようにすると爆発のダメージが文字通りケタ違いとなる。さらにLL爆発の効果範囲もありえない位に拡大され、大型アラガミ2体をまとめて倒す事すらできてしまう。爆発するまでに時間がかかる+部位破壊は望むべくもないが、それを考慮しても見返りが大きすぎる。 流石にこの威力上昇は過剰だと判断されたのか、アップデートで威力補正に下方修正がかかった。ただし、修正されてなおトップクラスの威力をもつバレットではある。 スナイパー用銃身「アルバレスト」 「スナイパーを使うならこれ一本で十分」とまで言われる銃身。非物理属性の倍率がすべてゼロだが、代わりに銃貫通・銃破砕共に最高峰の倍率を誇り、さらに「非発見状態のアラガミに攻撃を命中させると、不意打ち扱いとなってダメージが大幅に上昇する」スキル「ハイドアタック」を持つ。「バレットモジュールのホーミングが機能しなくなる」という欠点もあるが、スナイパー用のバレットモジュールでホーミング機能を持つのは回復弾のみなので欠点らしい欠点になっていない。 これに変異チップ「超長距離弾(遠くの敵を狙う程に威力アップ)」とステルスフィールドを組み合わせると遠距離の敵を一方的に蹂躙できる。ハイドアタックの効果で初撃が大ダメージ、ステルスフィールドの効果で敵はこちらを発見できずに右往左往、そこにさらに追撃→ステルスフィールド(→減ったOPを何らかの手段で補充)と繰り返すことで安全にダメージを稼げる。 装備強化について 前作では装備品のランク(*32)が飛び飛びであったが、本作ではほぼ一律1ランクずつ強化される。その穴埋めとして用意された強化に、前述した「複合コア」が用いられる。素材にはそれぞれコストが設定されており、これがコア作成に必要な数値を上回るよう素材を投入して作成する。コアは5つのランクに分けられ、ランクが上がるほど必要なコストが高くなる。 ただし、コアによる強化は「必須」である。「コアによる強化」と「通常素材による強化」の2択ではない。つまり、コアを作れないと強化がそこでストップしてしまう。そのため、特に素材に余裕が少ない序盤~中盤では、別に余っているわけでもない素材を投入してでもコアを作る必要がある。 また、高ランクの複合コアを作るのに必要なコストが非常に高かった(これについてはアップデートである程度緩和された)。ひとつの装備を強化するだけでも大量のコアが必要になるため、装備作成のモチベーションが下がりがち。 コアの中で最上級である極密度複合コアを作る場合、一度のミッションで作れるコアは手に入る素材を全てコア作成に使ったとして最高で2~3個ほど。報酬金は最高で33000fc。これに対し、最高ランク付近の武器は一度の強化でコア3つと資金を18000fcほど持っていくのが普通なため、効率を求めると「乱戦上等の高難度ミッションを強化の回数分行う」か、「簡単でコアの作成効率がいいミッションと金策ミッションを回し続ける」の二つに絞られる。正直に言って作業色が強いため、気分転換に服を変えようとしても一着につき15000fc~28000fcほどかかる。 また、これによる弊害で「必要ない素材を売ってお金を稼ぐ」という行為も難しくなった。 上記の属性武器の微妙さも相俟って、汎用性の高いパーツ(特に初期装備のクロガネ系統は堅実なスキルや仲間との一体感もあって人気)がやはり優先されがち。 従来の装備強化に「素材を選択してコアを作る」というステップを加えた事も、元々拙いUIが問題視されていたこともあり不評を買った。 その他問題点 パーツの色換えも廃止されており、見た目を統一させたい場合に性能面で難儀するようになった。 前作同様、見ただけで産廃と呼んで差し支えないパーツがある。本作で追加された物の中での代表格は「神雷槍パンタレイ」。「クリティカルヒット時の与ダメージを上げるが、そうでない時の与ダメージを下げる」効果のスキル「剣の達人」を有しているのだが、この武器でクリティカルヒットを出す事が不可能に等しいので使いどころが全くない。 完全版『RAGE BURST』では、プレイヤーが装備にスキルを組み込むことが出来るようになって「まったく使えない装備」はかなり減った。 前作よりは増えたが、PCの行動範囲は狭い。イベント外は拠点のほんの一部で活動とミッション時に一瞬で現地に移動という往復で完結しており、一般人や外の様子や事態の移り変わりのほとんどがセリフなどの文章でのみ説明されるため、世界観の魅力に反してゲーム内での広がりが薄い。 特に、アラガミの出現やアラガミによる被害が出る場面などはほとんど描写されない。間違ってムービーをスキップしたのではないかと疑ってしまうほど。 ムービー化されている場面の中にも演出的に苦しい物もある。容量の問題であろうか。 移動要塞フライアは壮大な設定と景観を持ちながら、拠点として使う期間が短く、窓も無いために移動していることが分かる描写が極端に少ない。 出撃や帰還の演出も無いため、移動拠点としての印象も薄くなりがち。極東支部でも特に描写が無く、前作からの不満の一つとなっている。 アップデートにより追加されたインフラストラクチャーモードが非常に不安定。 マッチング後のプレイヤー募集は不可能にもかかわらず切断が頻発しており「回線サバイバル」などと揶揄されている。安定性を保つ方法は未だ不確定なため、エフェクト過多やダメージ処理が多いBAやバレットは敬遠されている。 総評 『GOD EATER』のまさしく正統続編であり、ビジュアル的な面やアクションの楽しさは正統進化を遂げている。 一方で、本シリーズの売りでもあったストーリー面を中心に不満が散見され、GEBで改善されたのに本作で退化してしまっている部分も少なくない。 そのため既存シリーズプレイ者からは批判の声も挙がっている一方、本作から始める分には気にならない、アクションゲームとしては十分楽しめる、といった声もあり、評価が分かれてしまう結果となっている。 今からプレイするのであれば、本作のアッパーバージョンの『GOD EATER 2 RAGE BURST』を推奨する。 余談 漫画作品にて 本作で追加されたブーストハンマーとチャージスピアだが、その前身と思しき武器が『GOD EATER ─救世主の帰還─(*33)』に登場している。 また、本作の前日譚となる『the 2nd break』でも「海外の支部から取り寄せた」という旨が説明されている。
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携帯の方は→ こちらから ※当Wikiは、2013年11月14日に発売された「GOD EATER2」のWikiです。2015年2月19日発売予定の「GOD EATER2 RAGE BURST」とは異なります。情報の混乱を防ぐため、後者の情報の投稿はお控えください。 当Wikiを引き継ぎ、GOD EATER2 RAGE BURST Wikiを開設いたしました。 当サイトについて 当サイトはバンダイナムコゲームスより発売中のプレイステーションポータブルおよびプレイステーションヴィータ用ソフト「GOD EATER 2」の非公式wikiです。 当wikiはどなたでも編集が可能です。皆さんからの情報によってこのサイトは成り立ちます。 ※当wikiに使用されている画像は、株式会社バンダイナムコゲームスに著作権が帰属します。 当wikiの内容の無断転載及び配布は厳禁とさせて頂きます。 また、個人ブログや個人コミュニティーサイトとの相互リンクは致しかねます。TOPに個人ブログなどの記載を発見した方は管理人の許可なく削除して頂いて結構です。 編集・新規ページ作成について Wiki内のページを編集・新規作成される際は、体験版のデータ・情報を製品版のページにそのまま記載しないようにご注意ください。 また、体験版用のページと製品版用のページを間違えないようにもご注意ください。 詳しくは→編集について 最新情報 2014/09/01 続編「GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)」の発表。詳しくは公式サイトの案内へ。 2014/07/10 『GOD EATER2』Best版(PSP版/Vita版)発売予定。 2014/06/05 アペンドパッケージ『防衛班の帰還』配信開始。詳しくは公式サイトの案内またはこのWikiのアップデート・DLCページへ。 2014/05/26 アップデートデータ(Ver.1.40)配信開始。詳しくは公式サイトの案内またはこのWikiのアップデート・DLCページへ。 2013/11/21 『GOD EATER2』序盤まるごと体験版(PSP版/Vita版)配信開始。 2013/11/14 『GOD EATER2』製品版発売。 ▼アンケートページはコミュニティフォーラムに移転しました。 投票するためにはフォーラムへのユーザー登録が必要です。 ▼現在、装備ページのテンプレートについて、フォーラムにて議論中です。 サンプルはお砂場内にて。意見等、フォーラムにてお寄せください。 関連情報サイトソース(4gamer) GOD EATER 2 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 GOD EATER 2 RAGE BURST 「GOD EATER展 10TH ANNIVERSARY」がマルイシティ横浜で開催中。キャラデザインを手がける板倉耕一氏と小林くるみ氏のコメントも掲載 「GOD EATER展 10TH ANNIVERSARY」がマルイシティ横浜で10月9日より開催へ。シリーズの歴史をデジタル原画の展示で振り返る企画 「GOD EATER」シリーズのPS4/PS Vita版がセール対象に。「PlayStation Plus Double Discounts Sale」にバンダイナムコが参加 バンナムがPS Storeの「マルチプレイゲーム セール」に参加。「JUMP FORCE」「GOD EATER」シリーズなどが7月14日までセール価格に 「CODE VEIN」の世界累計出荷・DL販売本数が100万本を突破。「GOD EATER」シリーズとの合同セールなどがスタート 関連URL ● ゲームの意見要望と不具合報告はこちら 2ch現行スレ(携帯ゲーソフト板) ● スレ検索 ● スレ検索2 ● 【PSP/VITA】GOD EATER ゴッドイーター総合○喰目 ● 【GEB】ゴッドイーターシリーズの全力質問スレ 最新スレは上記リンクから、数が新しいスレを探してください したらば掲示板(避難所) GOD EATER@2ch避難所 2chに規制などで書き込めない際の避難所。 総合スレや全力質問スレの他、イベント実況スレやタイムアタックスレなども存在する。
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登録日:2011/04/28(木) 08 00 02 更新日:2023/12/27 Wed 22 25 47NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 GOD_EATER GOD_EATER_BURST ただの色違いから別物まで アラガミ ゴッドイーター スタッフの本気 接触禁忌種 ※以下の内容には、シナリオのネタバレが含まれます。 『GOD EATER』及び『GOD EATER BURST』に登場するアラガミの分類の一つ。禁忌はタブーとも読む場合がある。 何らかの要因により、基本種のアラガミが身体の一部を変化させた状態で、神属の一つに分類される。 その姿はかつて人間が崇めていた神々の姿に酷似しており、このカテゴリに属するアラガミはほぼ全てが崇拝されていた『神』の名前を冠されている。 基本種よりも身体能力等々が遥かに強化されており、凄腕の神機使いで無ければ遭遇そのものが禁忌の域に在る程に強い。 この接触禁忌種は ・接触禁忌種(第二種接触禁忌種) ・指定接触禁忌種(第一種接触禁忌種) と更に二つに分けられており、基本的に指定接触禁忌種の方が危険とされている。 『通常の接触禁忌種を上回る個体』とされているからなのだが、通常の禁忌種の方が強く感じたりもする。 ちなみに、GE2で登場する感応種は「通常の神機使いを無力化する」という能力ゆえに扱いとしては禁忌種相当となる。 現段階(2071年)の段階で小型アラガミに分類される オウガテイル コクーンメイデン ザイゴート の三種に於て接触禁忌種は確認されず、また中・大型アラガミの中でグボロ・グボロのみ、この種への到達が確認されていない。 ――以下、接触禁忌種のアラガミ達 ハガンコンゴウ コンゴウ神属に属する第二種接触禁忌種。 顔(面)を割られたコンゴウが独自の進化を遂げた個体で、皮膚が硬質化した上に雷を自在に操る。 ピルグリム2、零での乱戦は緩和されたとはいえトラウマの域。 名前の由来は基本種共に仏教の守護神の一つ「金剛力士」だと思われる。 セクメト/ヘラ シユウ神属の接触禁忌種。両者共に第二種接触禁忌種。 シユウは男性的だったが、こちらは女性的な容姿になっている。 セクメトは炎を纏い、スタン付与等の嫌らしい攻撃が増えており、非常に攻撃的。 ヘラは攻撃手段こそセクメトと同じだが、常に怪しく輝いている為印象が大きく異なる。 由来はエジプト神話の獅子の女神「セクメト」とギリシア神話の女神「ヘラ」。 脳天直撃と放射のコンボが有効。 『ゴッドイーター レゾナンスオプス』では「セクメト侵喰種」が登場。 ハンニバル以来の二体目の侵喰種であり、 体色は赤く、翼と下半身は漆黒と、セクメトとは正反対の体色を持つ。 ストーリーでは、ある登場人物がリベレイターの使用による副作用でアラガミ化した事で発生した。 スサノオ ボルグ・カムラン神属の第一種接触禁忌種、神機を好んで喰らうとされ恐れられる。 姿が動物的で、楯に当たる部分が神機の捕喰形態に近いモノとなり、針は剣に変化。専門家の中には「アラガミ化した神機使いの成れの果て」と提唱する者もいる。 リンドウがハンニバルに変化したという前例やスサノオに思うことがあるゲンの話からするに、この説は真実である可能性が高い。 GE2RBにおいて、そういった末路を迎える神機使いも存在していることが明らかになった。 攻撃範囲が広く、初見では苦戦すること必至の強さ。 無印ではハメ技が存在した。 由来は日本神話・三貴子「スサノオノミコト」より。 テスカトリポカ/ポセイドン 共にクアドリガ神属の第二種接触禁忌種。 両者共に力を解放すれば、街一つが一瞬で焦土と化す非情な程に高い火力を持つ。 聴覚に優れ、乱戦になりやすい。 アステカ神話で最も大きな力を持つ神「テスカトリポカ」と、ギリシア神話の海洋神「ポセイドン」が由来。 余談ながら、テスカを神と崇めるカルト宗教集団が存在し、生け贄を捧げる等の活動を行なっていたが、フェンリルの強制捜査により壊滅した模様。 兜は後方から脳天直撃弾を当てると壊しやすい。 プリティヴィ・マータ ヴァジュラ神属の第二種接触禁忌種。女王の異名を持つ人面猫、メスらしい。 活性化すると結合崩壊していない部位が硬化する為、非常に厄介な相手。 「蒼穹の月」で大量に沸いた彼女は気持ち悪い。 由来はインド神話の地母神「プリティヴィー」より。 肩が破壊しにくい方は難易度6までクリアし、専用バレット「プリティガン」を作成すると簡単にレイプ出来る。 GERのアップデートで、独自の異常進化を遂げた変異個体「バルファ・マータ」も存在する。 攻撃が大幅にパワーアップしており、隙が少なくなった。 ディアウス・ピター マータ同様、ヴァジュラ神属の第二種接触禁忌種(GE)→第一種接触禁忌種(GE2)。 漆黒の身体と邪悪な顔を持ち、神属性の雷を操る他、基礎能力もダンチ。 アリサの両親をパックンチョしたりリンドウをMIA(実際は未遂)にしたり、主人公が単独で相手することになる等何かと縁があるアラガミ。 「大抵」同種を引き連れて現れる為「帝王」とも呼ばれるが、実際はコチンピラじゃ…? マータと同じインド神話の天空神「デャウス」が由来。 勝てない場合、貫通特化の短剣で前足を殴ると楽。 GER以降はリファインされた姿で登場。より凶悪な姿に変化しており、雷属性と神属性の攻撃を使い分けるようになった。 最初は雷属性の紫色の雷を操るが、 体力を一定までに削ると、完全な神属性の攻撃を行うようになり、雷の色が赤色に変化、 さらに、背中のマント状器官に収納されていた、複数の巨大な刃が重なった「刃翼」を展開する。 この刃翼はカリギュラの両腕のブレードのようにリーチが長く、しかも攻撃範囲が広い上に、素早く繰り出すので注意が必要。 ラーヴァナ 最近新たに発生した、ヴァジュラ神属の第一種接触禁忌種。ダウンサイズしたのか中型アラガミである。 GEBのDLC1.4にて追加。 炎を自在に操り「焔獣」の異名を持つアラガミで、大砲の様な器官からは凄まじい熱量の砲撃を放つ。動きはヴァジュラと似ているがよりトリッキーになり、こちらを自在に翻弄する。 能力こそ禁忌種では弱い部類だが、「常に」同種及び他アラガミと集団で動く性質があり、必ずと言っていいほど乱戦を強いられる。 また、スタングレネード(強い光)に反応して活性化する為、注意が必要。 インド関連の叙事詩「ラーマーヤナ」の魔王が由来。ヴァジュラ神属はインド関連が名前の元となっている。 アイテール/ゼウス サリエル神属の第二接触禁忌種、基本種とはうって変わって男性型。 神々しいが故に彼等のお陰で、広報部が発売したゴッドイーターの活動写真集がよく売れたらしい……サクヤさんを始めとする女性陣やサリエルのが美しいとか言わない。 両者ともに状態異常を引き起こす上、広範囲に渡る遠距離攻撃を仕掛けてくるので対策は必須。 由来は共にギリシア神話の天空神。 アマテラス ウロヴォロス神属の第一種接触禁忌種。 見た目が女性的になり、複眼の代わりに女神像が鎮座している。また、巨乳(肉質的には足) 基本種で厄介な触手ぶん回しや閃光はなくなったが、炎を操り、多彩な遠距離攻撃を繰り出す。 由来は日本神話の三貴子の一柱「アマテラス」 ジーナさんと一緒にコンゴウ系バスターでアマテラスの巨乳をばいんばいんしたい。 ツクヨミ アルダノーヴァの女神に酷似した、儚くも美しい身体が特徴の第一種接触禁忌種。 詳細は不明だが、ヨハネス支部長がアルダノーヴァを創る際に作った彼女(?)のプロトタイプ、という説が濃厚。 ストーリーでは防衛班のブレンダンやカノンをしつこく追い回していた。 アルダ堕天種以上に状態異常が凶悪化、火力も高い。 余談だが、ツクヨミには対応する男神がいない。資料集には存在する辺り、どうやらボツになった模様。 由来は日本神話の「ツクヨミ」から、やはり三貴子の一柱。 GE2ではアルダノーヴァ神属で唯一の続投となった。 カリギュラ ハンニバル神属に位置する、第一種接触禁忌種、別名「氷の皇帝」「双刃の暴君」 GEBのDLC1.1で追加。 背中のブースターと両腕の仕込み刃が特徴的で、冷気を一気に放出することにより他のアラガミを凌駕する速度の突進(斬り付け)攻撃を放つ他、範囲攻撃までこなす……何処のネクストですか。 頭を壊すと、即死級の攻撃方法が解放されるという、ハンニバル神属お約束の発狂付き。 名前の由来は第三代ローマ皇帝「ガイウス帝」の幼少からの愛称「カリグラ」より。 動きを封じるのに便利な状態異常「ホールド」が通用しないので、邪魔な雑魚をシメてからの真っ向勝負が有効。 とあるミッション限定だが、シユウ堕天(雷)のアラガミバレットをブラスト銃身で乱打するのもいい。 ――もっとも、そのミッションで、素早くちょこちょこ動く師匠を補喰しつつ、カリギュラを相手するのは長々至難だが。 GE2では変異種の紅いカリギュラ、GE2RBでは神融種の赤い体に黒色が混じったカリギュラ・ゼノが登場している。 ヴィーナス ヴィーナス神属の基本種ではあるが、その戦闘能力の高さからか禁忌種指定されている。 GEBのDLC1.0で追加。 数多のアラガミを取り込み、美しさと禍々しさを併せ持つ異形のアラガミ。 敵の部位を破壊すると行動を制限できる、というのはよくある仕様ではあるが、GEシリーズでは意外なことにこいつがその仕様をもつ最初の存在である。 2箇所以上破壊すると厄介な攻撃手段が解放されるので、結合崩壊を狙う場合はどこを狙うのかよく考えたい。 オロチ クロムガウェイン神属の第一種接触禁忌種。一つの体に三つの頭部を持つ異形のアラガミ。 レイジバーストの予約特典の限定ミッションでのみ登場するが、後にDLCミッションで追加された。 三つの頭のそれぞれを使った薙ぎ払いや、頭部から放出する光球など高い戦闘能力を誇る。 極東地域で初めて発見されたが、発生地や偏食傾向など詳細は不明。「多頭の悪神」の異名で呼ばれる。 虎を思わせるような黒と金色の体毛に、双腕は巨大な蛇の頭部に変化しているのが特徴。 双頭からは火球を放ち、口内には金色の隠し刃が仕込まれている。 さらに、金色の部分が赤く変色した変種「紅蓮のオロチ」がDLCミッションで登場。 非常に強力な戦闘力と生命力を併せ持つ。 ゼルティーニア 白く巨大な体躯を持つ、ヴォルトゥムナ神属の第一種接触禁忌種。 『ゴッドイーター レゾナンスオプス』で登場した。 黒に近い体色を持つ基本種と堕天種に対し、こちらは正反対の白い体色であり、 猛禽類を思わせる仮面を付けた頭部が特徴。尻尾の先端は鋏を思わせる形状に変化している。 翼の側面には無数の刃が生えており、カリギュラのブレードのように対象をなぎ払う。 ゼルティーニアが射出する熱線は雷を帯びているため、大量の荷電粒子を含むと考えられている。 空を舞い、周囲一帯を一瞬で焦土と化すその姿から、「裁きを下す者」とも謂われている。発生地は不明。 エクスマキナ を持ち、獅子のような下半身と人間の上半身に、巨大な一つの目となった頭部を持つ、白銀色の異形のアラガミ。第一種接触禁忌種。 『ゴッドイーター レゾナンスオプス』で登場した。 発見した部隊が映像記録を持っていなかったため、 その容姿や特性は明確にされていなかったが、同行していた極東支部の研究者が精巧な描写を行った事で情報が浸透した。 右手には巨大な槍を持っており、それを使って攻撃する他、掌から高圧縮された冷気を射出する事が確認されている。 まるで機械のように正確無比な攻撃を行う事から「エクスマキナ」と命名された。 発生起源はフィンランドと予測されているが詳細は不明。 また、通信障害を招く可能性が報告されており、戦闘時には十分注意が必要。 ユーザー参加型企画、「第一回アラガミデザインコンテスト」の最優秀賞に選出された作品が元になっている。 追記修正は、上記のアラガミをSSS+で討伐してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エイジス以降の極東支部では普通に新人でも討伐に行かされる模様。ホント極東は地獄だぜフゥハハー -- 名無しさん (2013-10-20 03 05 23) 極東は激戦地だな… -- 名無しさん (2013-10-20 19 43 23) “接触”禁忌なのに通常業務とでも言うように平気な顔で討伐依頼を出す極東支部上層部 -- 名無しさん (2013-10-20 19 49 49) ↑当たり前のようにサクッと退治してる変態エースがいるからねえ… -- 名無しさん (2013-10-20 22 35 27) チャレンジミッションともなれば、主人公は“単独で”尚且つ“複数体”殲滅なんてことを平然とやるしねぇ……。ゲーム的には難しくないが、ストーリー的にはウロヴォロス単独討伐だって割りと偉業なんだよね。極東はどうなっているのやら -- 名無しさん (2013-10-21 02 20 16) クソッタレな職場だからしょうがない。ハガンコンゴウ四体討伐とかもやらされるし -- 名無しさん (2013-10-21 09 34 59) ↑他の支部なら壊滅してるレベルのミッションなんだよな… -- 名無しさん (2013-11-04 13 59 52) ヴァジュラ一匹で一つの支部が大損害を負うレベルなんだぜ…? -- 名無しさん (2013-11-20 01 27 52) GE2に於けるラーヴァナの落ちぶれ具合と言ったら(泣) 中型通常種のウコンバサラ並の扱いww -- 名無しさん (2013-11-23 13 44 00) 接触禁忌種より極東支部のゴッドイーターの方を接触禁忌種に指定した方がいいと思う。 -- 名無しさん (2013-11-23 13 53 30) ラーヴァナ接触禁忌種なはずなのに三体同時討伐とか……しかもナナと二人で。 -- 名無しさん (2013-11-23 14 22 54) スサノオの“神蝕”シリーズが凄く好きだわ。“神機使いの血が滴る”という解説で始まり、強化したら“死霊が~”だのと更に不吉になるけれども、最終的に何か神々しい光を放つ“神機使い達の意志を受け継ぐ”武器になる……。なんという胸熱。 惜しむらくは、DLC1.6が出る前はランク9までしか強化出来なかったことか。いやさ、数値的にはランク10に劣らない性能があったけどね。 -- 名無しさん (2013-11-24 19 11 25) ↑2 まあ、ラーヴァナが危険な理由は群れだから正しいっちゃあ正しい。二人で行くなよとは思うが。 あと、ヴァジュラテイルってオウガテイル神属の禁忌種じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2013-11-27 08 58 46) こんなブラックな職場だから、無印は事務の方が秘密裏に金を増殖できるようにしたんじゃないか? -- 名無しさん (2013-11-27 09 52 35) ところでだが、ヴィーナスは2では説明で第一種指定だよな。 -- 名無しさん (2013-12-02 19 21 06) ピターも第一種になったり、指定されてる奴が2で結構変わってる -- 名無しさん (2013-12-02 21 31 22) よもやラーヴァナな中型種指定とは思わなんだ -- 名無しさん (2013-12-09 12 59 50) アラガミ「極東の神機使いは接触禁忌、良いね?」 -- 名無しさん (2013-12-15 03 55 05) ↑「んじゃ、こっちから行くわ」byクレイドルwithブラッド -- 名無しさん (2013-12-15 10 26 14) ゆうきりんの小説だと偏食場が強くて悪影響だから禁忌扱いだった 2じゃその役は感応種が当てられてるけど、偏食場っていう設定自体は小説が初出 関連付けて考えてみたけど高いオラクル制御能力を内部の強化に活かしたのが禁忌種、外部への干渉に用いたのが感応種でなかろうか 感応種本体が強い奴いないし… -- 名無しさん (2014-02-07 12 22 33) むしろ近寄りたくないのはアラガミの方な気がする -- 名無しさん (2014-06-04 23 43 33) 感応種は禁忌種の一種らしいから、グボグボも禁忌種がいるってことにならね? -- 名無しさん (2014-08-06 22 02 26) 「アマテラスとかめんどくせー」 極東の神機使いにとってはその程度の扱いな禁忌種ェ…… -- 名無しさん (2015-03-11 01 09 49) グンマーのアラガミからして見れば下の上程度の連中ですねぇ… -- 名無しさん (2015-05-03 04 41 14) •カリギュラ・ゼノも第一種接触禁忌種? -- 名無しさん (2015-06-06 22 58 01) 感応種は第1種か2種かどっちだろう… -- 名無しさん (2015-11-29 03 23 40) ge2rbのミッション「蒼穹の霹靂」ではヴァジュラテイルが接触禁忌種という説明文がある -- 名無しさん (2018-03-06 20 36 26) スサノオはあまりの脆さと怯みやすさから通常種より弱い扱いを受けてる。接触禁忌(そっとしておいてあげて)指定とかいう呼び名もあるくらい -- 名無しさん (2018-11-14 01 50 50) 名前 コメント
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登録日:2013/11/13 Wed 01 40 42 更新日:2022/01/12 Wed 16 59 35NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 GOD_EATER ゴッドイーター スピンオフ主人公←公式化 主人公 神機使い 神薙ユウ 神薙ユウとは、バンダイナムコゲームスのゲーム作品『GOD EATER』シリーズのスピンオフ作品において、無印『GOD EATER』『GOD EATER BURST』『GOD EATER RESURRECTION』の主人公と同じポジションに相当するキャラクター。 加賀美リョウに代わって主人公ポジションを担当し、『〜ノッキン・オン・ヘブンズドア〜』以降『the summer wars』『-the 2nd break-』『- undercover -』『moonlight mile』でも引き続き登場している。 その後、本編『GOD EATER 2』において、前作からデータを引き継がなかった場合のみ、前作主人公としてノルンのデータベースに彼の名前が記載される。 どうやら公式で彼がデフォルト主人公に認定されている模様。 【人物】 ビジュアルはデフォルトの男主人公に近い。髪は金色の混じった茶髪で眼は碧眼。生粋の日本人というわけではなくいくらか西洋の血が入っているらしい。 名前の由来は『神を薙ぐあなた(you)』でありまさにプレイヤー自身を指す。同じような例としてガンダム外伝のマスター・P・レイヤーやユウ・カジマ、『ペルソナ4』の鳴上悠がいる。 神機の構成はアリサと対になっている蒼いロングブレード/アサルト/バックラーの組み合わせ。 リョウと同じくアリサに惚れられているがこちらのアリサの方が症状は重症なようでユウのことを考えてはそわそわしており、コウタどころかソーマにまでいじられている。 極東最強の神機使いだが物腰は穏やかで皆に好感を抱かせる好人物。ただし異性からの行為にはとことん鈍感でアリサからの気持ちに全く気付いていない。爆発しろ。 的確な作戦運用を行い、作戦前には冗談を言って周りの緊張を和らげさせる余裕を併せ持つ。 私情を挟まずただ人類の為にアーク計画を行おうとしたシックザールを計画阻止後も尊敬している。 リョウを少年漫画風主人公とすると、こちらは近年のラノベ風主人公と言えるかもしれない。 【活躍】 ・『〜ノッキン・オン・ヘブンズドア〜』 記念すべき初登場作品。アーク計画の後、気まずさを感じるシュンやブレンダンを心配していた。 オオグルマのアラガミテロに利用された少女が命を落とした際には激怒し絶叫したが、冷静さを失う事は無かった。 その後、仲間達に背中を押されエイジスに現れたオオグルマを確保するために単身突入。数十体のアラガミ相手に奮戦する。 多勢に無勢で次第に追いつめられるがアリサが間に合い形勢逆転。当時アリサの両親を捕喰した個体であり、直前にオオグルマを捕喰したディアウス・ピターを抜群のコンビネーションで撃退する。 カノンがオペレーターをやらされていた際には内心で「タツミさんグッジョブ」と喜んでいた。 ・『the summer wars』 アリサとのイチャラブ分大増量。官能もとい感応現象発動しまくり。執筆担当の関係で某ワンサマー氏に見えなくもない。 アリサの水着姿については「トータルで見れば普段と変わらないんだけどなー」という感想を抱いている。 終盤ではアリサにマウス・トゥ・マウスまでされている。爆発しろ!! ・『-the 2nd break-』 アリサ達のサテライト拠点探しとは別件の出征任務を命じられ、雨宮姉弟と共に欧州へ向かった。 ネモス・ディアナ編では感応種の出現で何もできず落ち込むアリサを、彼女がかつて言った言葉をかなりポジティブに解釈して励ました。 後にアリサに新しい帽子を送っている。 ・『- undercover -』 独立支援部隊「クレイドル」所属。2074年4月時点で第一部隊隊長。 休暇もすっ飛ばして任務に向かう無茶とアラガミに真正面から挑む無鉄砲ぶりからリンドウさんに呆れられる。 アラガミに襲われる女性を助け出した。 追記・修正はアリサをベタ惚れさせてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなったのでリセットしました。 - 2本編じゃリンドウに比べて空気のようだった、3の扱いはどうなることやら -- (2017-04-01 20 34 05) 命の危機に陥ると人格が変わって空間からもう一振りの神機を発生させそう -- 名無しさん (2018-10-15 14 23 18) OPムービーに出したりデータベースでコイツの名前が登録されるせいでキャラメイキングの意味が無くなった。そんな事するくらいなら最初から外見とキャラが固定されてシナリオで普通に喋るキャラとして売り出して欲しいわ。 -- 名無しさん (2018-10-25 21 41 59) ↑ OPムービーはキャラメイクのデフォ男主人公だし、データベースは2でGEBの引継ぎしてないだけだろ。 引継ぎしてたら主人公名はGEBで付けた名前になってるわ。 アンチ活動するならもうちょいマシなこと言いな、坊ちゃん。 -- 名無しさん (2019-01-04 00 45 11) 1ヶ月強前のコメントに反応してそういう物言いは感心しない。それはそれとしてユウはデフォルト主人公の容姿に相応しいThe主人公なキャラ立ちしてて好きだよ -- 名無しさん (2019-01-04 00 49 41) レゾオプにてクレイドル所属で登場。相変わらず最強人類してる模様 -- 名無しさん (2019-02-06 02 09 53) ↑ しかし、その最強の神機使いを引っ張ってきても本部壊滅と灰域は発生した模様。 -- 名無しさん (2019-02-06 08 24 04) 名前 コメント
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サイト概要 GOD EATER BURST 通常版 1.01 DLC1.61の CWCheatコードを紹介するサイト (ここのコードはPSP3000 CFW 6.60 PRO-B10に対応しています(通常コード+6F00h)) ID+ゲーム名 _S NPJH-50352 _G GOD EATER BURST CWCheat使い方 ・簡単PSP活用 CWCheat 導入方法
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GOD EATERシリーズとのクロス GOD EATERシリーズは、バンダイナムコゲームスから発売された『チーム連携型ハイスピードハンティングアクション』ゲーム。 同族からの攻撃以外は、コンクリートだろうが放射性物質だろうが果てには核融合爆発のエネルギーだろうが、何でもかんでも喰べてしまう超チート生物、アラガミにより絶滅寸前に追いやられた人類。 プレイヤーは、そんなチート生物の細胞を埋め込んだ生体兵器『神機』を使い、群れ成すアラガミどもを斬って撃って喰らって狩る『ゴッドイーター』の一員となって、人類の明日の為に華麗に戦っていく事となる。 狩りゲー最大手であるモ○ハンの二番煎じという印象を持たれる事も多いが、明確なストーリー、個性豊かなキャラクター、NPC同行による擬似マルチプレイ、シームレスなマップ、遠近の攻撃を即座に切り替え可能な武器、敵味方共にハイスピードな動き且つ複数対複数の乱戦上等な戦闘、等など数多くの要素により、モン○ンとは大きく異なるプレイ感覚が味わえる名作。 シンの紹介 登場人物紹介 ツキノケモノ氏の作品 ■ ツキノケモノ氏の小ネタ ├ ツキノケモノ氏の小ネタ-01 ├ ツキノケモノ氏の小ネタ-02 ├ ツキノケモノ氏の小ネタ-03 └ ツキノケモノ氏の小ネタ-04 名無しさん達の小ネタ ■ 名無しさん達の作品 ├ 名無しさんのGEネタ-1 └ 名無しさんのGEネタ-2 元ネタ別インデックスへ 作者別インデックスへ トップページへ
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登録日:2010/04/09(金) 00 53 13 更新日:2023/05/19 Fri 18 03 31NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 GOD_EATER コミカライズ ゴッドイーター 救世主の帰還 月刊少年ライバル 漫画 烏山英司 講談社 バンダイナムコゲームスから発売されているPSP専用ソフトGOD EATERの公式コミカライズ。 本項目では『月刊少年ライバル』にて連載されていた『救世主の帰還』について説明する。 西暦2070年 彼はすべてを失った―― GOD EATER 救世主の帰還 出版:講談社ライバルコミックス 漫画:烏山英司 『救世主』と書いて『メシア』と読む。 連載は終了し、既刊は全5巻。 原作ゲーム中に同名のBGMがアルダノーヴァ墮天戦で流れる。おそらくこの曲を基にした題名と思われる。 作中でも《救世主》《メシア》がキーワードとして度々使われている。 ゲームをやってない人でも安心かつ原作を知っていればニヤリとできる描写もある、完全オリジナルストーリー。 原作に無い設定や用語、特殊な形状の神機が登場し、輪を掛けてアクの強い内容と主人公のメアリー・スー的な立ち回りから、原作ファンには割かし不評。 GOD EATER - the 2nd break -の連載を記念して発表された公式年表でも唯一ハブられてしまった。 とは言え年表が載った雑誌が電撃マオウなので、出版社関係の問題かもしれない。 関連作品のキャラクターがチラっと登場するシーンでは、腕組みをするシルバ・お茶している瑞希・ラジオに聴き入っているロゼットの姿が描かれている。 ◆ストーリー 2072年、アメリカ大陸。 激戦区の極東に勝らずとも劣らず、神機使い・ゴッドイーター達の戦いはかつての開拓地にも及んでいた。 αチームに所属する新型・シルバ。 やがて彼の過去の因縁が、この地に結集することとなる。 絶望の世界。渦巻く陰謀。 闇に堕ちた救世主が帰還する。 ◆主な登場人物 シルバ 主人公。左目の眼帯がトレードマーク。 素行は悪いが、協調性はちゃんとある。 ある計画の被験者であり、《聖痕を刻まれし者(クルセイダー)》と呼ばれる。 他のゴッドイーターよりもポテンシャルに優れており、戦う姿はまさに戦鬼。 彼が使用する神機《レーヴァテイン》は、原作ゲームでも接触禁忌種《ゼウス》の素材で作成可能。 捕喰形態は基本型。 後に破壊され、後継機の《レーヴァテイン・ツヴァイ》を振るうことになる。 《ツヴァイ》獲得後、ブラッドアーツの原形っぽいものを使用できるようになった。 瑞希(ミズキ) ヒロイン。長髪を左サイドで纏めた少女。困っている人を見過ごせないお人好し。 スリーサイズは85・60・83。 神機は銃付きのブーメラン型。投げる。 ゴッドイーターが戦場で神機を手放すなんて非常識とか気にしちゃ駄目。 捕喰形態はスサノオの盾に一つ目みたいな感じ。 ジェイク ドレッドヘアに無精髭のダンディズムな黒人のオヤジ。 軽い口調だが、なんだかんだでしっかりしている縁の下の力持ち。 さりげに既婚者で子どももいる。 神機は旧型遠距離射撃式で銃口が二つある。地味。 エドガー・K・ロジャーズ αチームリーダー。眼鏡。 至って真面目な性格で、判断能力もある優秀なゴッドイーター。 神機は槍型で、側面に銃が付いており、捕喰形態は槍の先が割れて伸びる。 もしかするとチャージスピアの原型だったかもしれない。 アドルフィーネ・ビューラー フェンリル本部から来訪した女科学者で、極東のペイラー博士と並ぶ北の賢者(名ばかり) 人を人とも思わないような発言が目立ち、その言動はまさに狂人そのもの。 シルバの驚異的な身体能力は彼女の研究に起因している。 アレックス・フェイストン アメリカ支部支部長のお爺さん。 人の良さそうな好々爺だが、時折老獪な一面を見せることも。 マリア アレックスの秘書を務める女性。 エドガーの恋人で、彼の要請に従いアドルフィーネの実情を調べ上げた。 マーカス βチームリーダーのミスターヘタレ。 神機は旧型近距離式で、ククリ刀に似ている。 ロバート 支部の研究開発・医療救護主任。 診察室でも喫煙する愛煙家。 ジェシー ロバートの助手。 夢はでっかく超巨大神機開発。 作中時間軸の二年後にオマケ付きでフライアに先越されている。 ジョージ・バーグマン フェンリル本部直轄の企業『G・Nコーポレーション』社長。 プライドが高く運が悪い。 ロゼット アドルフィーネが本部から呼び寄せた強化ゴッドイーター。使用神機は旧型のハンマー。 パーツの接続方法がブレード系と異なる。ブーストハンマーの原型になったと思われる。 萌えられないロリっ娘。 キリヤ アドルフィーネが本部から呼び寄せた強化ゴッドイーター。使用神機は旧型の日本刀。 グラサンロン毛のかませ犬。 黒衣の少女 突然シルバの前に現れた白い少女。 アメリカ支部周辺のアラガミに何らかの影響を与えている模様。 見た目は例のあの子に酷似しているものの目つきが悪く、着ているものは黒い布一枚。 ディケインの再登場以降は彼に付き従う。 ディケイン シルバの回想や黒衣の少女の発言に何度も登場する人名。 その正体はかつての実験の被害者にして、アラガミ化して尚も人間として意識を保つ《喰神の王》 シルバとは親友だった。 ◆用語 フェンリルアメリカ支部 おそらく北米一帯を統括する支部。 ブレンダン「俺の故郷? アメリカと呼ばれていたよ……」 シルバ「アナグラ(極東支部特有の通称)へ向かうんだ!」 色々設定的にガバガバだけどスルー推奨。 堕ちた者(フォールマン) アラガミ化したゴッドイーターのこと。 本作刊行後に発売されたBURSTシナリオで採用されなかったあたりスルー推奨。 喰神教(ディバイン・サパー) アラガミを崇敬すべき《神》と定める世紀末論者達。やること成すこと過激な集団。 世界各地に広まっているらしいが、たぶん極東では既に摘発され駆逐済み。 ……と思いきや、似たような教義のカルト教団の発生が極東で確認されている。 救世主(メシア) 世界が危機に陥る時、現れるとされる者。 アドルフィーネは、その称号を冠するべき究極の戦士《アルティメット・ゴッドイーター》を創り出そうとしていた。 救世主計画 メシアプロジェクト、或いはプロジェクト・メシアとも。一定しない。 神機だけでなく、それを扱うゴッドイーター自身の身体性能を強化する研究実験。 主任はアドルフィーネ。 ディケインの暴走により頓挫したが…… 聖痕を刻まれし者達(クルセイダーズ) かつてシルバが身を置いていた実験部隊。キリストとその弟子一団よろしく13人の新型で構成されており、胸に《聖痕》という擬似核(神機と同様のコア細胞)を埋め込まれている。 総じて従来の神機使いを上回る性能を誇っていたが、ディケインの暴走によりシルバを残して全員死亡。 ◆アラガミ ビッグメイデン でけぇ(冥ω殿)。 動く。ジェイク命名。 コアは普通のコクーンメイデンと変わりなく、活性化で巨大になったらしい。 キマイラ ヴァジュラ、クアドリガ、ザイゴート、ボルグ・カムランの各個体による複合種。第一種特殊指定。 禁忌種クラスの力を持つ怪物だが、ブチキレたシルバが独りでやっつけちゃった。 メドゥーサ 喰神教の奴らが外部居住区内に放ったアラガミ。大幅な外見の変化が見られるが、サリエル墮天と同格。 得意技は石化光線。 ビッグザイゴート(仮称) 巨大化し、腕が生えたザイゴート。大量のザイゴートを従えている。 ディケイン達の撤退時に移動手段として登場しただけで、交戦せずじまい。 ◆コンゴウでも分かる補足 月刊少年ライバル 講談社の月刊漫画雑誌。 厚さはガンガンといい勝負。 真島ヒロの『モンスターハンターオラージュ』もこの雑誌で連載されていた。 「建て主アピールが気に入らねえとか、冥殿に不満があるとか、そんな事はどうでもいいさ。好きにしろ」 「けど、オレらwiki籠りの敵は荒らしだろ? ヤツらが来る限り、このwikiはイカレる一方だ」 「こんな所でくだ巻いて諦めるくらいなら、せめて一発追記・修正して良項目にしてみせろよ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この漫画の設定だとソーマのバーストモード≧リンクバーストLv8なんだよなwソーマさんマジ化物 -- 名無しさん (2013-11-16 17 56 50) これに出てくるキマイラってザイゴートをサリエルに変えてグボロ足せばヴィーナスになる。ある意味ヴィーナスの原型? -- 名無しさん (2013-11-24 03 21 06) ↑↑主人公がメアリー・スーなのは描写だけで設定的には -- 名無しさん (2014-01-12 11 11 06) ミズキちゃんhshs -- 名無しさん (2014-03-22 20 23 12) ブーメランとか阿保の極みだな生命線である神機手放すとか…食って下さいって言ってる様なもんだな -- 名無しさん (2014-10-19 21 20 58) ↑一応設定的には弓型神機だから多分整備班も「ファッ!?」って感じだろうなw -- 名無しさん (2015-02-01 20 58 22) ブーメランだけはどうあっても擁護出来ん、こんなんハンニ辺りに投げたら武器奪われて焼き殺されるのがオチだろ… -- 名無しさん (2015-02-01 21 23 51) 内容もコメントもdisられ具合が半端ないな… -- 名無しさん (2015-03-19 16 18 25) メドゥーサの石化……いったいどんな原理なんだ -- 名無しさん (2015-03-30 11 18 13) 一応コラボ武器としてシルバのレーヴァンティンがゲーム中に登場した -- 名無しさん (2015-12-13 13 15 11) 名前 コメント
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GOD EATER OFF SHOT 【ごっどいーたー おふしょっと】 ジャンル ゴッドイーター生活密着型撮影ゲーム 対応機種 プレイステーション4プレイステーション・ヴィータ 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 シフト 発売日 雨宮リンドウ編 2015年11月26日 アリサ・イリーニチナ・アミエーラ編 2015年12月23日 ソーマ・シックザール編 2016年1月28日 シオ編 2016年2月25日 藤木コウタ編 2016年3月24日 橘サクヤ編 2016年4月21日 定価 PS4 各7,800円(税別) PSV 非売品(*1) プレイ人数 1人 レーティング 雨宮リンドウ編 CERO B(12才以上対象) 藤木コウタ編 アリサ・イリーニチナ・アミエーラ編 CERO C(15才以上対象) ソーマ・シックザール編 シオ編 橘サクヤ編 備考 アニメ版『GOD EATER』の特別デザインBlu-rayディスク同梱全て限定生産PS4パッケージ専売 判定 シリーズファンから不評 ポイント コンセプト自体は好評だが…… キャラの扱いの格差 定価総額46,800円+税 コンプリートでようやくおまけモード並のボリューム実質メインはアニメBD GOD EATERシリーズリンク 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 写せ、意のままに。 概要 バンダイナムコのハンティングアクション『GOD EATER』シリーズにおける、『RESURRECTION』(以下『R』)のスピンオフ作品。 “極東支部 第一部隊”のゴッドイーターたちの日常に密着し、フェンリルの広報誌作成のための写真撮影(*2)を行う。 全編にアニメ2話分が収録された特別デザインのBlu-rayディスクも同梱されており、『R』の限定版と買い揃えることで全巻集まるようになっている。 システム フィーチャーされるキャラクターが各巻ごとに用意されており、それぞれのキャラクターが過ごす思い思いの日常に密着取材するのが目的となる。 キャラクターにフィーチャーした撮影は一度一日を通して撮影した後、撮影シチュエーションをチャプター別に選択可能になる。 密着撮影は視点を移動させてベストショットを撮影できる位置を見つけ、R1ボタン(Vita版はRボタン)で撮影する。また、撮影には時間制限があるが、キャラクターにリアクションを起こさせることで撮影時間の延長が可能なため、リアクションを狙って如何にうまく撮影するか試行錯誤する必要がある。 また、『R』のセーブデータを読み込んでプレイヤーキャラをゲーム内に出現させて撮影する事も出来、ポーズやシチュエーションを細かく指定して時間無制限で撮影可能(*3)。 尚、後発の編を購入することで既存の編と連動して解放される専用のキャラモデルを使用した撮影ができる「エクストラシチュエーション」、全6巻をそろえた場合には 水着姿の女性キャラとのツーショット が出来る「バカンス編」の解放と言った要素が存在する。 評価点 本編では描かれなかったキャラクターの姿や、本編内では使用できない視点でのアナグラの設備、ムービー内でしか訪れることが出来なかったロケーションといったものを観察・撮影できる。例えば、アリサなら普段部屋に散らかっている衣服が綺麗に片付けられている他、 シャワー上がりの胸元をはだけた姿 まで撮影できたりする。 眼福。 こういったことから本作のコンセプト自体は好評を得ており、PS4に搭載されているスクリーンショット機能よりも短いインターバルで撮影できる点も評価されている。 だからこそ「『R』本編のおまけモードとして実装してほしかった」という声が多いのだが。 眼福この上ないコンプリート特典「バカンス編」 アリサやカノンは勿論の事、 エリナやコウタの家族二人 まで含めた『R』に登場する女性陣の眩しい水着姿を拝めるゲームは後にも先にもこのバカンス編だけ。アリサの水着も『BURST』の予約特典のデザインから変更されているため、一見の価値があると言える。 高いが。 賛否両論点 販売形式と(ゲーム作品としては)強気すぎる価格設定 「本作をゲームとして楽しみたかったファン」から不評を食らった最大の要因。 本作をゲーム作品として考えた場合、各2話収録のBDとの抱き合わせ商法もさることながら、極薄ボリュームで1巻辺り7800円と言うフルプライス価格に思わず目を疑うのも無理はない。ただし、 当時のアニメのBDとして考えた場合、1巻につき2話の収録+特典でこの価格というのは、特別高額とは言えない一般的な販売形態ではある(*4)。 以上の事から 本作のメインはあくまでアニメBDであると捉えられる のだが、公式サイト等を見てみるとそれを全く前面に出さない宣伝方法を取っており、それらがユーザーに所謂「バンナム商法」を連想させてしまう結果となった。 問題点 ゲーム性と1巻毎のボリュームの薄さ 本作が「おまけモードの6分割販売」と揶揄される最大の要因。バンナムで分割販売と言うと過去にも前例があったが、そちらとの決定的な違いは 本作のゲーム性や1タイトルあたりのボリュームが極めて薄い 事にある。 基本的にゲーム内容が一日密着と主人公とのツーショット、そしてエクストラシチュエーションしかないため、 1時間とかからずトロコンまで出来てしまう。 そのため、実際にプレイすると「本来Rに収録する予定だったものを切り離したのでは」と考えてしまう。 更に、連動要素「エクストラシチュエーション」も「一本だけでそのキャラの要素を全て楽しめない」として不評。 また、『ポケモンスナップ』のような採点機能や、「本作をプレイすることによって『R』に何かしらの恩恵がある」といったような要素も存在しない。 キャラクターの扱いの格差 シリーズファンが本作を全て通しプレイした上で最も印象に残る問題点。 特にシオ編以降のキャラに該当する。 特にシオは「訓練場でのツーショット撮影時、神機ではなくジャンボトウモロコシを所持した状態での撮影になる」「サクヤ編の連動特典で解放される結婚式場のツーショット撮影が一人だけ不可能」という仕様のため、他キャラとの扱いの差を感じるプレイヤーは少なくない。 また、シオとコウタはエクストラシチュエーションが他キャラと比べて少なく、サクヤに至ってはそもそもエクストラシチュエーションが用意されていない。逆にアリサは人気キャラであるためか衣装やエクストラシチュエーションが多く、この格差はどうしても目に付いてしまう。 本編『R』から据え置きの要素 撮影ゲームだからという理由でグラフィックを刷新しているという訳ではなく、『R』のグラフィックを流用して作られている。そのため、必然的に被写体や造形物のポリゴンの粗さ(特に小物)が本編以上に目立ってしまっている。 また、バカンス編ではボイス格差も顕著。特にエリナやコウタの家族といった本編でほぼ出番がないキャラは応答ボイスすら用意されていない。 撮影時の仕様 意外と移動範囲が狭かったり、キャラクターに引っかかって移動が止まることがよくある。撮影はタイムリミットがある上に延長条件が不明瞭なため、こういったことでのタイムロスが地味に響いてしまう。また、スタートメニューを開いても時間が止まらないため、一日密着となる初回時は特に焦らされる。 ツーショット撮影時に主人公とアリサは神機の形態を指定できるが、形態を変えるためには一度撮影を終了しなければならない。終了時に長めの操作不能時間が生じるため不評。 また、ツーショット時のポージングの指示も、キャラの返答→デフォルトのポーズに戻る→指示したポーズを取る→完了した旨の返答…というプロセスを待たなければならず不評。 その他、『R』からインポートした主人公の衣服や神機を変えるには『R』を起動していじった後にまたインポートをやり直さなければならないため、非常に手間がかかる。 画面上部の操作ガイドにカメラ回転の操作方法が載っておらず、操作方法を確認しない限りL2/R2(Vita版はSELECT+L/R)がそうであると気付けない。 その他、ダウンロード中のデータファイルがあると撮影後のインターバルが2~3倍に延びてしまうという仕様も。本体のキャプチャーギャラリーと連動している都合上仕方ないが、そうとは知らずに遭遇するとストレスが溜まる。 Vita版関連 事実上の非売品扱い Vita版はPS4パッケージに付属しているコードを入力する以外の方法での入手手段が無い。そのため、「アニメBDの売上を出すためにこのような売り方にした」とも捉えられる本作は、特にGE本編の『無印』や『BURST』の頃(*5)を知るシリーズファンを落胆させる事になった。 クロスセーブ非対応 公式サイトにも記載があるのだが、この仕様のせいでPS4版とVita版の『R』を揃えなければツーショット撮影時の主人公モデルを共有・導入できない。すぐに終わるゲームではあるが、別売りならともかく、同梱非売品ソフト扱いでありながら非対応なのは残念なポイントといえる。 総評 キャラクター像に違和感を感じたりすることは無く、コンセプト自体は良いものの、おまけモードレベルのボリュームと分割商法、そして本作のキャラ格差はかつて「バンナム最後の良心」と評されたGEシリーズのイメージを大きく損ねる事になった。 また、そもそも再リメイクとなった『R』が使い回しで評価を落としていた上、 本作のゲーム部分を楽しみたかったユーザーには手を出しづらい販売形式をとった事でゴッドイーターシリーズに対する不信感を更に募らせる結果になってしまった事は否めない。 売り方次第で作品そのものへの評価はおろか、売り手側に対する信用低下の大きな要因になるという典型例といえる。 余談 Vita版について Vita版のDLコードは発売後半年間で期限切れになってしまうが、レシートがあれば期限切れでも公式サイトから申請することで使用可能になるという救済措置があった。 2020年2月以降はその申請の必要もなくなり、未使用であれば入力・入手ができるようになった。 発売後の状況について 本作は限定生産なため流通数が少なく、ダウンロード販売が現在でも全く行われていない。しかし、上記の悪印象が影響したのかプレミアなどもほぼ付いておらず、Amazonやフリマアプリ等では(巻にもよるが)未だに新品が定価以下で買えてしまう。数は少ないものの、中古価格となると更に安く、状態を考慮しないのであれば現在でも入手は難しくない。 アニメ版『GOD EATER』について 『Fate/Zero』及び『Fate/Stay Night』のアニメ版、GEシリーズのアニメ映像や、2019年以降大ブームを巻き起こしたアニメ版『鬼滅の刃』を手掛けるufotableが制作し、2015年7~9月と2016年1~2月に放送されたアニメ作品。オリジナル主人公・空木レンカの成長と生き様を軸にした物語が描かれている他、オラクル細胞発見からの研究に関するエピソードも断片的に挿入されている。また、アラガミの侵攻によって荒廃した重い世界観を強く描く形となっており、作品全体の表現に映画的部分を取り入れている。 しかし、事前情報で 「限りなく”線”を薄くして描いている」「影の付け方を四段階に塗り分ける」「アラガミ以外の作画は全て手書き」 と発表したことから、大きな期待を受ける一方で同時期に他の作品も手掛けていたufotableのアニメーター達が納期に間に合わせられるのかと不安視するファンが続出。 そしてその不安は見事に的中し、 第1話の放送は延期されて特別番組『GOD EATER EXTRA』が放映。 その後も放送期間中3回の延期とEXTRAへの差し替えが行われ、当該クールの最終話である9話放送後に10~13話の放送延期(所謂「分割1クール」)を発表したことで、アニメファンに衝撃を与えた(当時のexciteニュースの記事)。 過去のGEシリーズに続いて本アニメを担当した平尾隆之監督は過去に劇場版作品を手掛けた事はあったが、地上波の作品はこれが初であったため、そう言った制作体制に慣れていなかったゆえの弊害と言えるかもしれない。 ただし、以上の内容は全て放送当時や制作過程における経緯故の物であり、劇伴はゲーム版を手掛けた椎名豪氏が続投。未回収の伏線についてはゲームのシナリオを知っている必要があるものの、作画は言うに及ばず高評価であり、ゲーム内では直接の描写が避けられていた/描写できていなかったシーンもあるなど、作品単体としての評価は悪くはない。
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GOD EATER 2 体験版 GOD EATER 2 体験版ID+ゲーム名金最大 ポーチ関連 倉庫関連 倉庫内所持物MAX ステータス関連 アサルト攻撃力可変 ブレード攻撃力 防御力変更 スキル変更 ID+ゲーム名 _S HB4B12D3BC _G GOD EATER2 TRIAL ※体験版によってIDは異なる可能性あり 金最大 _C0 money _L 0x20D4E4F8 0x000F423F ポーチ関連 _C0 temochi MX _L 0x80D491AA 0x0020004C _L 0x000000FF 0x00000000 _C0 スタングレネード ポーチ _L 0x00D491AA 0x00000063 _C0 回復錠 ポーチ _L 0x00D49242 0x00000063 _C0 回復錠改 ポーチ _L 0x00D49326 0x00000063 _C0 回復柱 ポーチ _L 0x00D4928E 0x00000063 _C0 木霊病布? ポーチ _L 0x00D4940A 0x00000063 _C0 木霊ゴム片 ポーチ _L 0x00D494A2 0x00000063 _C0 複合コア序 ポーチ _L 0x00D4953A 0x00000063 _C0 低密度複合コア ポーチ _L 0x00D494EE 0x00000063 倉庫関連 _C0 複合コア序倉庫 _L 0x10D5F010 0x000003E7 _C0 低密度複合コア 倉庫 _L 0x10D5F0F4 0x000003E7 _C0 複合コアセット 倉庫 _L 0x10D5F010 0x000003E7 _L 0x10D5F0F4 0x000003E7 _C0 ハーブ 倉庫 _L 0x10D5F0A8 0x000003E7 _C0 服の素材セット(皮なし) _L 0x10D5F64C 0x000003E7 _L 0x10D5F9DC 0x000003E7 _L 0x10D5F814 0x000003E7 _L 0x10D5F77C 0x000003E7 _L 0x10D5F7C8 0x000003E7 _L 0x10D5F730 0x000003E7 _L 0x10D5F8F8 0x000003E7 倉庫内所持物MAX _C0 storage MAX _L 0x80D5EC80 0x0045004C _L 0x100003e7 0x00000000 _C0 storage MAX _L 0x80D5ED64 0x00450026 _L 0x100003E7 0x00000000 ※どちらかが利用可能 ステータス関連 _C0 oracle heranai _L 0x00D49182 0x000000E8 _C0 HP MAX _L 0x10D49172 0x00004316 _L 0x10D4917E 0x00004316 _C0 oracle MAX _L 0x10D49176 0x00004316 _L 0x10D49182 0x00004316 _C0 stamina MAX _L 0x10D4917A 0x00004316 _L 0x10D49186 0x00004316 アサルト攻撃力可変 _L 0x10D49C88 0x0000xxxx _L 0x10D49C8A 0x0000xxxx _L 0x10D49C8C 0x0000xxxx _L 0x10D49C8E 0x0000xxxx _L 0x10D49C90 0x0000xxxx _L 0x10D49C92 0x0000xxxx ※xxxは好きな数値を入力 ブレード攻撃力 _L 0x10D49C3A 0x0000xxxx _L 0x10D49C3C 0x0000xxxx _L 0x10D49C3E 0x0000xxxx _L 0x10D49C40 0x0000xxxx _L 0x10D49C42 0x0000xxxx _L 0x10D49C44 0x0000xxxx _L 0x10D49C46 0x0000xxxx ※xxxは好きな数値を入力 防御力変更 _L 0x10D49CD2 0x0000xxxx _L 0x10D49CD4 0x0000xxxx _L 0x10D49CD6 0x0000xxxx _L 0x10D49CD8 0x0000xxxx _L 0x10D49CDA 0x0000xxxx _L 0x10D49CDC 0x0000xxxx _L 0x10D49CDE 0x0000xxxx ※xxxは好きな数値を入力 スキル変更 _L 0x20D49B64 0xXXXXXXXX _L 0x20D49BB0 0xXXXXXXXX _L 0x20D49C48 0xXXXXXXXX _L 0x20D49C94 0xXXXXXXXX _L 0x20D49CE0 0xXXXXXXXX _L 0x20D49BFC 0xXXXXXXXX _L 0x20D49D2C 0xXXXXXXXX _L 0x20D49D78 0xXXXXXXXX ※スキルは未確認。本スレ参照。 未確認コードやフリーズしてしまうコードも現状あるので自分でサーチしてみる事推奨
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登録日:2012/06/08(日) 24 41 00 更新日:2021/07/31 Sat 01 47 27 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 GOD_EATER GOD_EATER_BURST アニメ ゴッドイーター 中井和哉 平田広明 田中敦子 もし、あの事件が人類最後の愚行であったとしたら 荒ぶる神はそれで静まっただろうか ともあれ、物語は終わらない 俺たち人間がそれを繰り返す限り 神への贖罪は続くのだ GOD EATER(プロモーションアニメ)とは、GOD EATER公式サイトで公開されているプロモーションアニメ。 本編の6年前が舞台で、ソーマ、リンドウ、そして現役時代のツバキが参加した旧ロシア地区連合軍のアラガミ殲滅作戦を描く。 アニメ単品としても良作。但し一瞬一瞬ではあるものの結構グロいシーンがある。 随所でゲームの音楽が使われ、戦闘シーンの動きはゲームのものに近い。ソーマ達やアラガミもサイゴートのおっぱいもぬるぬるぷるんぷるん動くが、服装のせいでツバキの乳揺れは見れない。 ストーリー 無印から6年前の西暦2065年。ユーラシア大陸旧ロシア地区連合軍作戦司令基地。 その場所で、ある作戦が行われようとしていた。 ユーラシア一帯のアラガミを戦略地点の核融合炉に誘導、意図的に臨界させて自爆、一気に殲滅しようという大規模作戦だった。 フェンリル極東支部から司令部に応援としてよこされたのはたった3人のゴッドイーター。極東支部長のヨハネス・フォン・シックザールは1人1人が1個大隊に相当する実力者だと言う。 彼ら3人は核融合炉までアラガミを誘導する「羊飼い」の役目を担うことになったのだが… 登場人物 ソーマ・シックザール(CV 中井和哉) 「少年じゃねぇ、ソーマだ」 使用神器 旧式近距離型(バスター/タワー)イーブルワン/リジェクター アニメ本編は基本的に時間軸が初陣時なので12歳。現代か6年前かはイーブルワンの色で判断できる(12年前は黒だが、冒頭とラストシーンはBURST後なので白)。PVアニメの語り部でもある。 初陣とは思えない戦いぶりを見せており、片手でイーブルワンを振り回す、一撃でサイゴートやボルグ・カムランを仕留めるなど人間離れしていた(半分アラガミだが)。BURSTで作れる男性用衣装にこの頃のソーマの服がある。 雨宮リンドウ(CV 平田広明) 「羊にしちゃ凶暴そうだ…」 使用神器 旧式近距離型(ロング/シールド)ブラッドサージ/イヴェイター 6年前当時からブラッドサージを愛用しており、片手で振り回している。そしてこの頃既にタバコを吸っていた超ヘビースモーカー。 戦闘シーンではコンゴウやサリエルを一撃で倒したりとやりたい放題。ミーティングシーンでは初任務のソーマを気遣って声を掛けるもののそっけなく突っ返される。 時間軸的にはアリサ・イン・アンダーランドの前なので、この後かくれんぼの最中に目の前で両親を喰われたアリサを救出することになる。この時既にディアウス・ピターを撃破まで行かなかったものの撃退に成功しているという化け物。 雨宮ツバキ(CV 田中敦子) 「行くぞ!一匹も通すな!!」 使用神器 旧式遠距離型(アサルト)モウスィブロウ 現役時代の戦闘シーンを拝むことが出来る。BURSTの初回限定特典で使用可能になるツバキはこの時のツバキ(但し処理の都合で髪を結い上げている)で、コウタの使用している神機は元々彼女のもので引退後に改修された状態でコウタに受け継がれた。 ホーミングミサイルと思われるアラガミバレットを使用して、単独でサリエルを撃破している。 大尉 「―化け物共め!!」 連合軍作戦司令基地の司令官。 大尉という階級で基地司令だったり、神器でもないオラクル細胞を塗布しただけの弾でサイゴートを倒す辺り只者ではない。もしかしたらゲン(拳銃型神器でヴァジュラ撃破)より強いのでは… (基地司令官であることに関しては、大尉以上の階級の軍人が全滅したという可能性もあるが) ヨハネス・フォン・シックザール 「旧人類最後の足掻きだ。しっかりと見届けて来てもらうとしよう」 殲滅作戦にソーマ達を派遣した張本人。本人曰く、「3人のそれぞれが一個大隊に値する戦力」 この作戦を「旧人類最後の足掻き」と表現しており、その足掻きの様子を見てこさせるために愚息(ソーマ)を初陣ついでに同行させた(爆発時に爆発のエネルギーが捕喰されてしまうのも予見していた可能性がある)。 以下ネタバレ ミーティング中、核融合炉がアラガミによる強襲を受け第二装甲付近までの接近を許してしまう。第二装甲付近で防衛戦を展開するものの、あくまで足止めが精一杯で連合軍側に攻勢に出る余力はなかった。 急点火したものの核融合炉の臨界までは2時間半近く要する為、極東支部派遣のゴッドイーター3人を現場に張り付かせ、臨界までの時間稼ぎを図るついでにもしもの時にはゴッドイーターをスケープゴートにする計略を立てるがその時大尉達がいた廊下にサイゴートが壁と窓をぶち破って侵入。副官が応戦するものの一瞬で美味しくいただかれてしまう。 大尉は狼狽するものの「化け物め!」と吐き捨て手持ちの拳銃一挺で応戦する。 ほぼ同時刻、連合軍が防戦一方の核融合炉第2装甲付近にソーマ、リンドウ、ツバキがヘリから直接降下。ソーマが飛び降りざまに一撃でサイゴートを叩き斬ったのを皮切りに殲滅が始まった。 3人の介入で状況はひっくり返り、最終的にはその場にいたアラガミは殲滅出来たが同時に連合軍の軍人がソーマ達を残して一斉に撤退。辛くもサイゴートを撃退した大尉が、核融合炉が自爆できる状態になったため撤退命令を出したのだ。 連合軍が撤退した直後に3人の元にアラガミの大群の第2波が到来、離脱が不可能となった。 負傷しながらも大尉は誰もいなくなったコンソールルームにたどり着き、「化け物共め!」と言い臨界寸前の核融合炉を起爆。 退路も塞がれた上に爆心地の目と鼻の先にいたため離脱出来なかったソーマ、リンドウ、ツバキの3人を爆風は飲み込み、アラガミさえも飲み込んでいく。 ほくそ笑む大尉だったがコンソールに「Unknown」と表示され、突如現れた巨大な黒い触手(ノヴァ説が有力)が爆発のエネルギーを包み込み捕喰。残った衝撃波が周囲を吹き飛ばし、そこには巨大なクレーターのみが残りロシアの気候は激変した。 その後、フェンリルのヘリが訪れ、生き埋めに近い状態だったが無傷でピンピンしていたリンドウたちを回収。同時刻、大尉は衝撃波で崩壊したとおもわれる基地のコンソールルームで頭部を撃ち抜き死亡していた。 そして帰投するヘリの中での回想は終わり、リンドウの呼びかけでソーマは現実へ意識を引き戻し、外を眺めて不敵に笑む。 砂漠に1人佇むアラガミの少女が、ヘリを見上げていた。 備考 この頃ゴッドイーターの絶対数が少なかったので通常兵器での応戦も珍しくなかった。 劇中で連合軍が使用している銃火器は神機ではなく、弾頭にオラクル細胞を塗布しただけの急場凌ぎのもので、下手をすると弾に捕喰される恐れもあった上にアラガミにはあまり効果がなく、時間稼ぎ程度の効果しかなかった。 この頃はまだアラガミのオラクル細胞の結合はゲーム本編ほど強固ではなく、神器の一撃で倒せるほど弱かった(ボルグ・カムランの盾がないのは進化途上だった為)こともあり、質対数の戦いだったのでたった3人での殲滅も可能だった。このことを踏まえても上記のオラクル細胞塗布の弾の力不足感が凄まじい。 戦闘シーンに堕天種や接触禁忌種は登場せず、発生した地域の違いからか、ヴァジュラ系も登場しない。 第2波として襲来した大群の量はゲーム本編の強さでは無いにしても百鬼夜行も真っ青な鬼畜さ。 途中で連合軍は大尉の命令でソーマ達を置いて撤退するが、衝撃波の規模と威力からして間違いなく巻き込まれて全滅したと思われる。 爆発直後のシーンに一瞬ではあるがコウタ、アリサ、サクヤが登場している。また、シックザールの隣で待機しているのはオペレーター時代のサクヤ。更にラストシーンにはシオと思われる後ろ姿も。主人公ェ… 時間軸が現代のラストシーンでリンドウの声が聞こえることから、現代の時間軸はBURST後なのでリンドウが前線復帰したことを伺わせている。BURST発売前のPVだったので地味にネタバレ。 それでも、一緒に来るかい? このイカれちまった世界に…! 追記・修正はサリエルをホーミングミサイルで追い掛け回して撃墜からお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ぶっちゃけ最後の白い少女がシオなら、3でソーマと再開の可能性が微レ存だよな -- 名無しさん (2013-11-28 00 02 17) ↑最新作ゴッドイーターリザレクションで白い少女の伏線が回収される可能性が微妙だけどあるよ。 -- 名無しさん (2015-10-24 23 41 15) 回収はされなかったがまぁ矛盾はないよな -- 名無しさん (2016-09-16 13 08 56) 端から見ても万策状態だったアニメ版の第一話がネット上で無料で見れるこれだった -- 名無しさん (2020-08-13 09 33 49) 名前 コメント